33.俺にとっての一生の疑問 ページ33
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TH「……付き合うってなんですか？」
俺がそう言った瞬間、ホソクさんは驚いたように目を見開いた。
変なこと聞いてしまったかな、と思い始めたとき、ホソクさんは目を細めて優しそうな笑みを浮かべた。
HS「ごめん、俺もよくわかないや」
TH「ですよね、」
HS「だけどね、その意味をこれから見つけていくのはテヒョンくん自身なんじゃないかな」
TH「……え？」
HS「俺が思うに、付き合うことに対しての感じ方は人それぞれだよ」
あくまで俺の考えね、と苦笑するホソクとは反対に、俺は無表情のまま固まっていた。
ホソクさんからの言葉は、俺の心に引っかかっていたなにかを取り除いてくれたような気がして、そんな深く考えなくても気づいたら心の中に俺の疑問の答えがあるものなんだとわかった。
1人で考え込んでいると、ホソクさんが心配そうに顔を覗き込んでくる。
HS「俺の考えおかしいよね」
TH「いえ、そうじゃなくて。さっきの言葉で、俺のふとした疑問が一生の疑問になりました」
HS「え、」
TH「ホソクさんのおかげで学べました」
ありがとうございます、とお礼を言うと、にっこり笑ってくれた。
HS「それはそうと、なんでそんな疑問を持ったの？」
TH「あ、」
HS「もしかして、一昨日一緒にいた女の子？」
サラさんのことだろうな、と大体察しはついた。
俺は首を横に振って否定してから、近くにある窓の方に目線を移して、じっと見つめた。
TH「……苦しいんです」
HS「え！？」
TH「一昨日先生とホソクさんを見たとき、すごく胸が苦しかった」
HS「なんで俺とA！？」
なぜか俺の言葉に驚くホソクさん。
付き合ってるんだったらわかるはずなのに、と思うけど、ホソクさんの驚いている様子はどうしても素で驚いてるようにしか見えなくて。
俺はホソクさんをしっかり見て、言葉を続けた。
TH「付き合ってるんですよね？」
HS「……は？」
TH「ホソクさんと先生、付き合ってますよね？」
目が点になっているホソクさんに俺は、前のめりになりながら尋ねる。
そして数秒後、質問の意味を理解できたホソクさんは、思いっきり吹き出して笑った。
HS「ぶはっ！テヒョンくんって可愛いね」
なんでそんな笑うんだ？
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Sena(プロフ) - mocoさん» mocoさん、ありがとうございます(泣)心から笑えるようになったのも、温かい言葉を下さったお陰です。本当にありがとうございました(T_T)これからもお楽しみください！ (2019年6月28日 21時) (
レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - おはようございます！元気になって良かったです(^^)無理せず過ごしてください！更新楽しみにしてますね(^^) (2019年6月28日 8時) (レス) id: 6fbb76998d (このIDを非表示/違反報告)
Sena(プロフ) - そらさん» そらさん、ありがとうございます(泣)その言葉を胸に抱いて、日々の生活頑張ります。そして“今”を楽しみますね！温かい言葉を届けてくださり、心から感謝しています。本当にありがとうございました(T_T) (2019年6月26日 23時) (レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 頑張りましたね…少しでも前に進めたならSenaさんは大丈夫！後は自信を持って！自然と気の合う仲間が集まってくるはずです。学生時代にしか楽しめない事もたくさんあるから…心躍る毎日であることを祈ってます。 (2019年6月26日 18時) (レス) id: 450bdcddb7 (このIDを非表示/違反報告)
Sena(プロフ) - りんねさん» コメントありがとうございます。そんなことを言って頂けるなんて、お話を書いててよかったですほんとに。元気を与える側になると、こんなにも嬉しいんですね(;_;)休んでから必ず帰ってくるので、楽しみにしていてください(^^)本当にありがとうございます(;_;) (2019年6月16日 18時) (レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星雫 | 作成日時：2019年4月29日 21時
