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36.鳴り止まない好きコール ページ36

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普段からふざけているような子からある日突然“好き”なんて言われたら、簡単になんて信じれない。

もうすぐ勉強終了なのに未だに彼からの好きコールは止まず、私は深くため息をついた。







「わかったから。ありがとう」


TH「そんなこと言って、先生信じてくれないもん!」


「恋愛の見方が違う気がするの」







私がそう言うと、テヒョンくんは全てを諦めたかのように、手に持っていたペンを置いた。

テヒョンくんのその行動をじっと見つめていると、彼の顔がいきなり私の方を向いて、視線が絡み合った。

テヒョンくんの目、すごく魅力的。







「テヒョンくんの目って引き込まれるね」


TH「じゃあ俺の目じっと見てて!俺からの好きが嘘じゃないってわかるよ!」


「さあわかんない」







私が首を傾げれば、テヒョンくん自ら、私の方に顔を近づけてきた。







「ちょ、近い!」


TH「だって先生、本気にしてくれないから」


「……」







さっきまでヘラヘラ笑ってたくせに、一瞬にして私を黙らせるような真剣な顔になって。

そんな顔されると、色々わからなくなるからほんとやめて。

テヒョンくんを直視出来なくなって壁に目をやると、高校の予定表が貼ってあり、もうすぐで夏休みだと書いてあった。







「……夏休み、目の前じゃん」


TH「あと数日。……ねえ、先生!」







はい、いつも通りのテヒョンくーん。

そう心の中で苦笑していると、テヒョンくんが前のめりになって私との距離を縮めてきた。







TH「そんな嫌そうな顔して地味に離れないで!?」


「じゃあ堂々と離れる」


TH「それも駄目!動かないで!」







いや鬼畜かよ。

テヒョンくんを目の前にして動きを制限されるなんて、ほんとなにされるかわかんないから恐怖。

そう考えていると、テヒョンくんが急に微笑んだ。







TH「夏休みに先生と出掛けたい!」


「嫌です」


TH「ねえ、そこをなんとかお願いします!」







手を合わせて頼み込んでくるテヒョンくんを放って、私は荷物を持って部屋を出た。

ドタドタと慌ただしく着いてくる彼のことは気にせず、家から出ようとしてドアを開ければ、女の子が1人立っていた。

この子のことは、すごく見覚えがあるよ。







SR「テヒョンくん?なんで女の人と、」








はい修羅場確定。







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Sena(プロフ) - mocoさん» mocoさん、ありがとうございます(泣)心から笑えるようになったのも、温かい言葉を下さったお陰です。本当にありがとうございました(T_T)これからもお楽しみください! (2019年6月28日 21時) (レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - おはようございます!元気になって良かったです(^^)無理せず過ごしてください!更新楽しみにしてますね(^^) (2019年6月28日 8時) (レス) id: 6fbb76998d (このIDを非表示/違反報告)
Sena(プロフ) - そらさん» そらさん、ありがとうございます(泣)その言葉を胸に抱いて、日々の生活頑張ります。そして“今”を楽しみますね!温かい言葉を届けてくださり、心から感謝しています。本当にありがとうございました(T_T) (2019年6月26日 23時) (レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 頑張りましたね…少しでも前に進めたならSenaさんは大丈夫!後は自信を持って!自然と気の合う仲間が集まってくるはずです。学生時代にしか楽しめない事もたくさんあるから…心躍る毎日であることを祈ってます。 (2019年6月26日 18時) (レス) id: 450bdcddb7 (このIDを非表示/違反報告)
Sena(プロフ) - りんねさん» コメントありがとうございます。そんなことを言って頂けるなんて、お話を書いててよかったですほんとに。元気を与える側になると、こんなにも嬉しいんですね(;_;)休んでから必ず帰ってくるので、楽しみにしていてください(^^)本当にありがとうございます(;_;) (2019年6月16日 18時) (レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星雫 | 作成日時:2019年4月29日 21時

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