12.青髪変態野郎だ ページ12
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家の中に引きずり込むと、一応ちゃんと靴を脱いで、リビングのソファに座らせた。
なぜか変な笑顔を浮かべているテヒョンくんの前に、腕を組んで立つ。
この子の笑い、子供のような無邪気な感じがあるけど、時によっては変態な感じも出てる気がする。
TH「先生、……積極的?」
やべえ、やっぱりこいつは変態野郎だ。
テヒョンくんが、積極的って言うと、変な方向にいっているようにしか思えない。
ぶっ倒すよ?と睨みつければ、女の子みたいにキャーキャー騒ぐテヒョンくん。
「あのねえ、暇だったからってだけで、家庭教師を呼ぶな」
TH「……なんで?俺1人暮らしだよ?寂しいじゃん!」
「今日私は、せっかくの休みだったの。明日呼ぶならわかるけど!」
私がため息をつくと、テヒョンくんは頬を膨らませて、ソファの上で三角座りをした。
拗ねたように、だって暇なんだもん、と小さい声で呟く。
ああ、こういうときだけ可愛いふりするの、ほんとやめてほしいんだけど。
簡単な奴だと思われるかもしれないけど、私は正直、可愛いのとかにほんと弱くて、公園とかで小さい子が遊んでる姿見るとマジ胸キュン死。
「もう、今日だけだから!その代わり勉強よ」
TH「ほんとに!?……先生って案外簡単?」
「前言撤回!今すぐ帰らせていただきます!」
生徒にこんなこと思われるなんて、たまったもんじゃない。
私はテヒョンくんにクッションを押し付けてから、急いで家の中から出た。
早く帰ろうと、私が走って家に向かっていると、後ろから聞こえてくる激しい足音。
嫌な予感は物凄いするんだけど、思い切って振り返ると青髪変態野郎が走って迫ってきていた。
「ぎゃああああああ!」
TH「うわああああああ!」
JN「あひゃひゃひゃ!」
あなたはどこから出てきたの。
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Sena(プロフ) - mocoさん» mocoさん、ありがとうございます(泣)心から笑えるようになったのも、温かい言葉を下さったお陰です。本当にありがとうございました(T_T)これからもお楽しみください! (2019年6月28日 21時) (レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - おはようございます!元気になって良かったです(^^)無理せず過ごしてください!更新楽しみにしてますね(^^) (2019年6月28日 8時) (レス) id: 6fbb76998d (このIDを非表示/違反報告)
Sena(プロフ) - そらさん» そらさん、ありがとうございます(泣)その言葉を胸に抱いて、日々の生活頑張ります。そして“今”を楽しみますね!温かい言葉を届けてくださり、心から感謝しています。本当にありがとうございました(T_T) (2019年6月26日 23時) (レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 頑張りましたね…少しでも前に進めたならSenaさんは大丈夫!後は自信を持って!自然と気の合う仲間が集まってくるはずです。学生時代にしか楽しめない事もたくさんあるから…心躍る毎日であることを祈ってます。 (2019年6月26日 18時) (レス) id: 450bdcddb7 (このIDを非表示/違反報告)
Sena(プロフ) - りんねさん» コメントありがとうございます。そんなことを言って頂けるなんて、お話を書いててよかったですほんとに。元気を与える側になると、こんなにも嬉しいんですね(;_;)休んでから必ず帰ってくるので、楽しみにしていてください(^^)本当にありがとうございます(;_;) (2019年6月16日 18時) (レス) id: 5282e17aaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星雫 | 作成日時:2019年4月29日 21時