五十三話 ページ8
「な、なんだコレ！？目が乾く、鼻がいてえ！」
「レオナ先輩の触れたものがすべて砂に変わっていく......！？」
『うっ........』
いやなにこれ！！！！(なにこれ)
目ぇ開けたら地獄、呼吸するだけで地獄。
せっかく後ろ下がったのに........
「これが俺のユニーク魔法........「
皮肉だろ？何より干ばつを嫌うサバンナの王子が持って生まれた魔法が.......
全てを干上がらせ、砂に変えちまうものだなんて！」
じ、じゃあ水、水を.......
「レオナさっ.......く.......苦しっ.......」
「ラギーの腕にひび割れが！？」
「人間まで干上がらせるのかよ！？」
ちゃっかり呼び捨てになってるぞデュース。でもまあ今はそんなこと気にしてる場合じゃない。
『げほっ.......う゛っ.......』
やっべ気持ち悪くなってきた。
「レオナ、お前はそれほどの力があって、なぜこんなことをする！」
「なぜ.......？理由なんか聞いてどうする？
俺を叱って、慰めてくれるって？
実力があったって、努力したってどうしようもねぇことが世の中にはいくらでもあるんだよ。」
『あ゛ーっ、いくら食べたいなー！』
「なにいってんだお前.......」
「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿もう我慢ならねぇ！「
ジャックくんは、そう叫ぶとオオカミに変身した。
『あーサーモンも食べたくなっ.......あれ？じゃっくくん......？』
オオカミはキングスカラー先輩(名前最近知った)にとびかかり、先輩に隙ができ、
すぐさまリドル先輩のユニーク魔法で魔法を封じた。
あっ、苦しくなくなった………？
私はすぐさまブッチ先輩にかけより、手当てをする。
「君.......誰ッスか？」
『えっ.......ちょっと傷ついた』
会うの何回目だっけ。
「こいつ、Aって言うんですー、ラギー先輩」
『田中です、ブッチ先輩』
「ブッチ先輩.......？」
『え、私変なこと言った？』
「たぶんいつも名前で呼ばれるからだろ」
あ、じゃあ私も名前で呼ぼ.......
『よいしょっと.......いやー、ラギー先輩、見事に砂に変えられそうになってましたよね！』
「笑い事じゃないッスよ.......ほんとに苦しかったんスから」
『HAHAHA』
「.......ところでなんか、雲行きがおかしくないか？」
『ああ確かに.......今にも爆発しそうな感じ』
むこうを見ると、何やら口論している様子。
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地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
