八十六話 ページ41
「フォーク……いや、銀の髪すきは鉄板ネタだわ。」
『フォーク？』
「あれ、Aは知らないんだっけ。アトランティカ記念博物館にあったんだよ、その、人魚の銀の髪すきが」
『へぇ』
「楽しんでいただけて何よりです。みなさん、長時間慣れない環境にいて疲れたでしょう。
そろそろモストロ・ラウンジの開店時間です。お茶を一杯いかがです？」
「やっほー！ちょうど小腹も空いてたとこなんだゾ。」
モストロ・ラウンジ
「俺、スペシャルドリンク！」
「僕は、限定のフード付きドリンクセットで。」
「はい、ただいま！」
「ぅえ！？なんでこんなに混んでるわけ？」
「おや、早速例の宣伝が功を奏しているようですね。」
『ちょ、マジでジェイド先輩って難しい言葉使いますよね、もうちょっと簡単な言い回しにしてくれませんかね？』
「無理ですね」
『わぁ…………即答…………』
「ところで、例の宣伝？」
「こないだの騒ぎの後、今後は例え契約でも他人の能力は奪っちゃダメって学園長に怒られたんで……アズール、ポイントカード作ったんだよねー。」
話によると、50ポイント貯めればアズール先輩のお悩み相談が一回受けられるそうで。
「俺、スペシャルドリンク！」
「俺様も！」
「僕はフード付きセットで………」
「早速のご注文、ありがとうございます。」
「お前ら〜……」
「どっちも懲りないね」
「さあジェイド、フロイド。稼ぎ時ですよ。」
「はい。」
「はーい。」
さーて、忙しそうだし手伝ってあげるか。
「あの、注文いいですか……？」
『はい、構いませんよ』
「あ、じゃあスペシャルドリンクで………」
『かしこまりました。少々お待ちください』
「は、はい！」
「おや、Aさんは注文なさらないのですか？」
『私はこっちの方が性に合っているので』
「そうですか。いい働きを期待してますよ」
『なーんかむかつくなーその言い方』
「おやおや」
『おい火に油』
火に油を注ぎやがったぞこのウツボ。
「あのー、注文お願いしまーす！」
『あ、はい！かしこまりました！』
私は手を上げている人の方へ向かおうとした。
が、その時、ジェイド先輩が言った。
「………頑張ってくださいね」
『………………ジェイド先輩ってツンデレですよね』
「絞めましょうか」
『注文取りにいきます』
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作者は完全に推しを贔屓してますね、すみません(土下座)
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地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
