八十四話 ページ39
そういえば、忘れかけてたけどなんだかこれまで、リトル・マーメイドのお話に似てるなー。
そんなことを考えながら眠った。
朝
『ユウおはよー………』
「おはよ……………眠い………」
ドンドンドン
『ん、誰かドア叩いてる？』
「開けてみよう？
「小エビちゃん、アザラシちゃん、…………小魚ちゃん、おはよー。
迎えに来たよー。お出かけしよ」
おい、なんだ今の差。
「ウッ、お前らが来ると、またなんか取り立てられそうでドキッとするんだゾ。」
「いやですねぇ。僕らだって、契約違反をしない方に手荒な真似は致しません。」
じゃあ契約違反をした人にはするのかよ………
そう思いながら呆れた表情を表には出さず心の中でする。
「さて、本日は見事な晴天。絶好の遠足日和…………ということで。」
「アトランティカ記念博物館へ、遠足に行こ〜！」
『あの、私は行きませ「A？？行くよね？？(威圧)」……………行きます』
「アズールの手配でアトランティカ記念博物館は僕たち貸切になっております。
アズールは先に出発し、現地で僕たちのことを待っているそうです。」
「ちゃんと写真を返さないとですね」
「小エビちゃんは真面目だな〜。わかってるって。それじゃ出発〜。」
行きの途中
『ていうかジェイド先輩、そのアトランティカ記念博物館を貸切にしたなんて、どうやったんですか？
まさか、脅し』
「ふふっ、企業秘密です」
『えっ』
アトランティカ記念博物館
「うわー、すげえ。中はこんな風になってんだ。」
「伝説の海の王の像か………海の魔女以外にも海底にはいろんな偉人がいたんだな。」
『…………………すごい』
「だよねー、Aは初めて来たんでしょ？この海にも、この記念博物館にも！」
『うん。すっごく海が綺麗で澄んでいたし、ここも幻想的で、まるでおとぎ話の中にいるみたい………』
キラキラした目で周りを見る少女。
それを見て嬉しそうな表情をする少女の親友。
失礼ですね、親友ですよ。
それを見ている人が一人。誰だろうね。
Aside
「この王様、なかなか鍛えてるじゃねぇか。」
いやー、着眼点にも個性でるね。
それにしてもすっごく綺麗だな…………
「みなさん、ようこそ。アトランティカ記念博物館へ。
本日は、「モストロ・ラウンジの研修旅行……という名目で貸切営業となっていますのでゆっくり楽しんでってください」
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地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
