八十三話 ページ38
みんなはなんか写真を見て騒いでる。
『みんな、何見てるの……』
「あ、Aは見るな！！誰にだって消したい過去はある！！」
『？？よくわからないけどその写真は誰かの消したい過去なのねわかった見ない』
「A……！！ありがとう！！」
『おお………デュースってこんな声デカかったんか』
「とにかく。写真を持ってくるって約束は果たしたぜ。」
「ま、その前に契約書も砂にしちまっただけどな」
「だが、俺はやっぱり盗みはしたくねぇ。
アズール。アンタだって非合理なことはしない主義なんだろ。責任とって、元の場所返してこいよ。」
「一緒に返しに行きましょう！」
「……わかりました。でも、どうか画像ソフトで僕を消した写真にこっそりすり替えさせてください……」
「は。往生際悪いぜ。」
「そうですよ。記録は大切なものですから。」
「ねーねー、いつ行く？みんなで行くんでしょ。エレメンタリスクール以来のアトランティカ記念博物館、楽しみだなー。」
『私は行きませ「A！楽しみだね！！！」………ウンソウダネ』
『あれ、グリム、まぁたそれ食べんの？体に良くないものだったらどうすんの？』
「ふな“っ！？体に良くないわけじゃないと思うんだゾ………(たぶん)」
『おい、最後見えてんぞ』
「………あの狸、いつもああして黒い石を拾い食いしているのか？」
『えっ？いつもってわけじゃないですけど………食べてましたね』
「レオナ先輩、どうかしたんすか？」
「べつに。なんでもねぇよ。」
『これでやっとオンボロ寮に戻れるねー』
「うん！大変だったね！」
ふと前を見ると、黄緑色の光が。
「おや、戻ったのか。
まさかアーシェングロットとの勝負に勝利するとは」
ツノ太郎先輩だ。
「ツノ太郎のアイデアのおかげだよ」
「僕の……？別に助言したつもりはなかったんだがな。」
ちょ、私寮に戻りたいんだけど、ユウに腕を掴まれて戻れない。
「ふふ。なんにせよ、この庭が騒がしくならずに済んでよかった」
『おお……一億』
「？」
イケメンの微笑みは破壊力エグいぞ………マジで。
「………ん。僕はそろそろ自分の寮へ戻ったほうがよさそうだ。」
そして一瞬でツノ太郎先輩は消えた。
それから、ユウは誰かを探している人たちを眺めていた。私は帰ったけど。
そういやあの二人も顔面偏差値高かったなぁ…………シルバーの髪に黄緑色の髪の。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
