八十一話 ページ36
「あ〜〜〜〜〜、そうですか。
どうせ僕は一人じゃ何もできないグズでノロマなタコ野郎ですよ。
だから、もっとマシな僕になるために奪ってやるんです。綺麗な歌声も、強力な魔法も、全部僕のものだ！
よこしなさい、全てを！」
周囲が騒がしくなる。
「なんだよあれ？アズールの体から黒いドロドロが出てきてる。墨………じゃねーよな？」
「ユニーク魔法の使いすぎです。ブロッドが蓄積許容量を超えている！
このままでは…………オーバーブロットしてしまう！！」
『オ、オーバーブロット…………やっぱりな………』
「あーっはっは！
あーーーっはっはっは！」
その瞬間、アズール先輩のマジカルペンが黒く染まった。
なんでわかるんだって？小説の力さ☆(メタい)
辺りが暗くなり、思わず目を瞑る。
再び目を開けると、変わり果てたアズール先輩の姿が。
『あーくっそ………結局また戦わなきゃいけないのかよ…………』
「今は文句言わないで、アズールくんを正気にもどすッスよ！！」
『ほーい…………』
こうしてアズール先輩との戦いは始まったが……………
こいつ戦いの途中でもなんか吸ってくるんだぞ！？うざいったらありゃしない！！
さっさと倒れろこのタコ。
イライラしてその辺にあったスチール缶を蹴り飛ばす。
周りの人みんな引いてた。
「Aがキレてるな……………」
「めちゃくちゃ怖いんだゾ…………」
その後もみんなで魔法を使って後ろのブロットの化身に攻撃をしていく。
『はぁ……………今頃私はサバナクローでゆっくりしていたはずだったのに……………』
「これが終わったら即刻つまみ出すけどな」
『知ってるよそれぐらい…………』
よく覚えてないけどアズール先輩はなんか呟いて倒れた。
『や、やっと終わった…………』
マジカルペン濁ったんだけど。
『よしこれ終わったら二十四時間は爆睡しよ』
「えっ一日もAに会えないの！？嫌だ！！」
『まーまー冗談冗談。落ち着いてユウ。』
「………………お前、ユウに溺愛されてんだな」
『知らねぇよ、だから何だよ』
「…………」
『いや、何だよその目』
「これでなんとか一件落着ですね」
『全ての原因はお前らだけどな！』
事実です。
「おやおや」
『ん？おやおや？』
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地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
