六十九話 ページ24
眠くなって思わず頭がユウの肩へ傾く。
「ん、A、眠いの？」
『うん.......』
「じゃあ寝なよ。無理するとよくないよ」
『ん。そうする.......』
あぁー、眠い。歩きたくない。もうここで寝たい.......
そんな私に気づいたのか、ラギー先輩が声をかけてくれた。
「Aくん、俺が部屋まで運んであげてもいいッスけど」
『あ、じゃあもしよければ.......もう眠気の限界です.......』
即答した私に驚いたのかびっくりした顔をするラギー先輩。
そのあとはラギー先輩におんぶして運んでもらってる途中に寝落ちしたのは覚えている。
朝
パチッと目を開けると目の前でラギー先輩が私の顔を覗き込んでいた。
『あ、ラギー先輩、おはようございます』
よいしょっと起き上がる。
さてと、これから朝練か。
「..............Aくんって、本当に危機感ないッスよね」
『.......？』
何を言ってるんだこの人は。
外廊下
「無敵の契約書を破く方法を探す？いいじゃん！めっちゃ卑怯だけど。」
「確かにそっちのほうが望みはあるかもしれないな。卑怯だけど。」
『うん、まずテストのために契約した君らも結構卑怯なのでは？』
「うっ、それはそうだけど.......ちゃんと反省してるからいーだろ！」
「僕も、十分反省した.......」
「それにしても......水の中であの双子が追ってくる姿今思い出しても身震いするんだゾ！」
「速さ勝負.......クッ、水中でもマジカルホイールに乗れればぶっちぎれたのに！」
「ハイハイ、そうですね。にしても......人魚かあ。
リーチ兄弟はウツボだったけどアズールも海の中ではあんな感じなんかな。」
「そういえばレオナ先輩はあいつをタコ野郎って呼んでたような。」
あーあ、なんか最近私主要キャラばっかと過ごしてる気がする。
「まさか、正体はタコの人魚？」
「ふなっ！海ん中で脚がいっぱい増えるとしたらウツボよりも強そうなんだゾ！」
「だから、海の中で戦わない方法を考えようってさっきから言ってんだろーが。」
『なるほど、それで契約書を破こうってわけね。契約書は......どこにあるの？』
「ああ。契約書は、あのVIPルームの金庫がいかにも怪しいけどな.......」
あ、私知らないや。行ってないし。
「そうと決まれば、早速オクタヴィネルに潜入だ！」
「開店前の昼休みならまだ誰もいないと思う。行ってみよう。」
えー、私も行くの.......めんどくさい。←
鈴木いないかな。いたら巻き込もう。
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地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
