六十六話 ページ21
まだ頭が完全に回ってない状態でぼーっとマジフトの朝練に行く。
どうやらサバナクローはマジフトの朝練をしているらしい。
行く前に、ラギー先輩に呼び止められた。
『なんですか？ラギー先輩』
「Aくん、レオナさんになにもされてないッスよね」
『されてませんよ......ふわぁ.......』
「それならいいんスけど」
マジフト練習場
『ジャックくん、おはよー』
「はよ。..A、だいぶ眠そうだな」
『うん。昨日十二時くらいに寝たからかな.......』
「確かに俺もいつも十時には寝てるから、起きたとき結構眠かったかもな」
『...........何時に起きてるの？』
「五時」
『え、五時？五時！？嘘、寝るの遅かったのに五時！？』
「え、ああ、どうした…？」
「Aー！ジャックー！早く来るんだゾー！！」
「おう、今行く」
『分かった』
よいしょっと箒にまたがる。
『おはよー箒。元気してた？』
【おはよー、こっちは元気。なんかそっちはいろいろなってんな】
『あー......うん。いろいろなってる。』
【さてと。A、マジフトのルールはだいたい分かったか？】
『うん。ほぼ分かった』
【そっか。じゃあ頑張れ】
ま、これって勝つためじゃなくて能力を伸ばすための練習なんだよね。
練習後
ふぅー。疲れた。けど結構いいねー、眠気も吹き飛んだ。
向こうではなんかいろいろ話してる。
五月のマジフト大会学園対抗戦に向けて練習をしているらしい。
なんでも百年近くロイヤルソードアカデミーに負けているんだそうで。
いや、九十九回目？
さてと、食堂にでも行くかな。オンボロ寮じゃないから今日は朝食は食堂で食べないと。
食堂
「そういえばお前ら.......なんであのタコ野郎と取引なんて馬鹿な真似しようと思ったんだ？
おかげで俺の部屋が狭くなっただろうが。」
キングスカラー先輩の問いに、ユウの食べる手が止まる。
「えっと、かくかくしかじかで.......」
私？もちろん手は止めてない。ユウの話は聞いてるけど。
「ッハ！期末テストであいつと契約した馬鹿どもを自由にするために取引しただと！？
ハハハ！こいつはいいな。背筋が寒くなるぜ。」
さすがナイトイレブンカレッジ。やっぱ自分が一番だね。かくいう私もだが。
それからの話では、キングスカラー先輩から「時は金なり」という言葉を聞いてグリムが早速行こうとする。ジャックくんもついていった。
私は断ったけどな！
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地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
