六十三話 ページ18
いやまあそれから皿洗いしてたらグリムがどっか行ってて、帰ってきたユウが悟りを開いた(？)ような、覚悟を決めたような顔で戻ってきて帰ることになって鈴木はハーツラビュルだから道違うしオクタで別れて外に出てみりゃもう夜の十時半で驚いたのまではいいんだよ！！(ここまで一息)
ちなみにオクタの方から「働いてくれてありがとな。これ、よかったらバイト代」と、言われて渡されたマドルは丁重に返しました。
話を戻す。
後ろの方たちに聞こえられないように小声でユウに聞く。
『ちょ、ユウ、なんであのリーチ兄弟先輩がついてきてんの？』
「し、知らない。なんかついてきた.......」
ユウからはアーシェングロット先輩と契約したこととかを話された。
それにしてもねぇ、契約しちゃうとは.......
『ユウが魔法使えなくてよかったよ。得意魔法とかとられるって、すごいつらいことだろうからさ。あ、オンボロ寮ついた』
オンボロ寮廊下
「ほう、ここがオンボロ寮。中には初めて入りましたが、なかなか趣のある作りですね。」
「ここ、ゴーストが住んでるんでしょ？面白そうでいいなー。」
ふわぁ............
「で、お前らはなんでここまでついてきてるんだゾ.......」
「だってこの寮を担保にアズールと契約したじゃん。」
「ですから、この寮は一時的にアズールの物。
僕は、担保にするのは他のオンボロ寮の寮生の得意魔法がいいと思ったんですけどね。」
え？今なんて？
「あのー、Aの魔法取ったら.......あなたたちの命はなくなると思っといてください」
『(いやこわっ)いやそこまでしなくても.......』
「じゃあAは魔法がとられてもいいの！？」
『そういうわけではないけど、別に全然使わないし.......』
「お前ら、さっさと準備するんだゾ！」
「『はーい』」
外
「え、A、荷物それだけ.......？」
『うん。そうだけど？』
私が今持っているのは小さめのバッグに制服と勉強道具とスマホをいれてるだけ。
「もう戻ってこれないかもしれないんだよ！？いいの！？」
『それがいいんだよなー.......』
私基本私物少ないし、残った私物たちはあそこが正式にアーシェングロット先輩のものになった瞬間に私のとこに飛んでくるって言ってたし。
『ところで、寝るところどうしようか.......』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
