六十話 ページ15
次の日
大食堂
『よし、今日はサンドイッチにしよっと。』
「俺はオムライスにしよっかな。にしても、すごいイソギンチャクの数だな.......」
『あー分かる。どんだけいる？二百人以上はいる。』
「A〜〜〜！！！」
『あ、ユウ』
ユウがこちらに気づいて手招きする。
食べるところも迷っていたところなのでユウの所へいく。
「あ、スズーキくんも。スズーキくんもイソギンチャクは生えてないんだね。よかった！」
「まあな」
『あらら.......グリムたちはイソギンチャク生えてるね。』
「ふなぁ〜.......」
「はぁ.......僕なんか今日朝六時に呼び出されたんだぞ。」
「俺も.......購買に買い出しとか行かされた.......」
『悲惨だな.......ところでユウとジャックくん、調査の結果は？』
「それが.......」
「まさに非の打ち所がない、完全無欠の優等生だった。」
完全無欠.......
「それより、エースたちを早めに何とかしてあげたいな.......」
『うーん、確かに。』
「おや、どうなさったんです。暗い顔をして。」
「あはは。ここ、イソギンチャクの群生地じゃん。」
声をした方をバッと振り返ると、見た目そっくりな二人が。たぶん双子？
『だ、誰？』
「二年のジェイド・リーチ先輩とフロイド・リーチ先輩だ。」
『あー、おーけー』
「何か、悩み事を抱えているようにお見受けしますが。オンボロ寮の、監督生・ユウさん。」
あ、なんかえっと、どっち？なんか、しっかりしてる方！(？)がユウに話しかけた。
「え、えっとし、絞められる！？」
いや初対面かしらんけどいきなり絞められるって.......
「なぁに、エビみたいにビクッと後ろに下がっちゃって。」
う、うぅ、A〜！と、言いながら私に抱き着いてくるユウ。
「おや、あなたは.......イソギンチャクは生えていませんね。失礼ですが、お名前は？」
え、これって私に話しかけてんの？
『ああ、田中です、田中A』
「なるほど。僕は、僕らのことはこの前リドルさんたちと一緒にスパイごっこに勤しんでいたようなのでよくご存じかもしれませんが、改めてご挨拶を。」
え、あの時、私ばれてたの？？
「僕はジェイド・リーチ。こっちは双子のフロイド。」
「どーもぉ、フロイドでーす。よろしくねぇ、小エビちゃん。」
リーチ先輩(どっちの？えっと、シャキッとしてない方！(？))はユウに近づき挨拶した。
文字数の関係でめっちゃキリ悪いです
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地獄の番人 - これもしかして、キングスカラー先輩も堕としちゃうかも・・・・楽しみですなぁ〜。ｸﾞﾌｯｸﾞﾌﾌﾌﾌ (2022年10月28日 21時) (
レス) @page19 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» ありがとうございます！！ (2022年10月17日 17時) (レス) @page5 id: 66f42bcc88 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 夢主さん面白いですね。ｗｗｗｗｗ好きです(・_・)ｽﾝ (2022年10月16日 21時) (レス) @page5 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年10月15日 20時
