弟の彼女が嵌められたので悪女に仕返ししようと思う。

仕返し6 ページ8

『でも帰らなかったらそれはそれでどうかと思うし、、』


今悩んでいるのはもう1人の弟、イザナのこと



シンイチローが死んでから私が面倒を見ている




まあ、イザナが血のつながりを気にするからそれの関係でも私が適任だったって言うだけなんだけど



別に嫌でもなかったし、1人は私も嫌だから引き受けたんだっけ



そう思いながら、車を走らせた









____________
『______ただいまー！』


やばい、思ったより道路が混んでいた。そのおかげでもっと遅れてしまった。


7時には帰ると言っていたのにもう9時だ。



慌てて家の扉を開けると逆に流石で怖かった。



そう思ったら寝室の端っこにイザナが布団をかぶって丸くなっていた。









『______いやっ！！ほんっとごめんよぉ〜〜！イザナ！！許して！！』
「やだ」



やっぱりイザナは案の定拗ねていた。



涙目も可愛い！！じゃなくて、、、







『ごめんって！！ほんとに！』
「7時って言ったじゃん。俺、鶴蝶と頑張って夕飯作ったのに、、、」

ううっ、とまた泣きそうになるイザナ。可愛い、、じゃないんだって！！



私は慌ててイザナを抱きしめた




『ごめんね？イザナ。今日は一緒に寝よう』

ね？と、目を合わせて聞く。



泣くのをやめて少し嬉しそうにしながらイザナは頷いた









イザナのデレって絶対可愛い

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