闇を祓って＿【呪術廻戦】 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,880 hit

二話ページ3

【視点なし】

ー1時間後ー

五条「お、いたいた。ただいまーAー！」

『おかえりなさい五条先生。…彼が例の？』

五条「そう！宿儺の器・虎杖悠仁君！Aと同い年だよ～」

隣にいる悠仁をポンポンと叩きながら紹介した。

虎杖「俺は虎杖悠仁、仙台から！」

『俺は五条A。…その様子だと、これから夜蛾学長に？』

五条「うん、これから面談。恵はどう？」

『家入さんの治療を受けて、今はグッスリ。身体に問題はないそうです。』

Aがそう言うと、それは良かったと五条は笑った。

『それじゃ、面談頑張って。』

虎杖「おう、後でなー！」

Aと虎杖に軽く手を振り合い、Aは寮へと戻って行った。

虎杖はAの背中を見送ると、前を行く五条に軽く質問する。

虎杖「Aも同じ呪術師？」

五条「うん。悠仁が無事合格したら、晴れて同級生になる子だね。」

宿儺「…匂いで分かる、あれは”幻術師”だな？」

虎杖「うぉっ、ビックリした」

五条「そう、宿儺の言う通りAは”幻術師”。数多くある術士の中でも珍しい逸材さ。」

宿儺「ﾁｯ…面倒くさい奴がいるな。奇術を扱う奴はどの時代も小細工が上手く厄介だ。」

虎杖「Aって強いのか？」

五条「あぁ、まだ発展途上だけどね。今の所1級に上がるだけの実力はある。」

虎杖「へぇ～」

虎杖(1級…？英検??)

虎杖「ってか匂いで分かるもんなの？」

五条「ん～…幻術師はだいたい花と白檀の香りがするって聞いた事あるね。」

宿儺「やめろ、あの手の匂いは好かん。」