クセ ページ7
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その日からほぼ毎日、僕とAさん、たまに山口の3人で昼飯を食べつつ
『もうやっぱ無理日本人なんだから英語なんてしなくていいべ。』
「頑張ってAさん!」
『ありがとう山口ぃ!』
前から話してみたい、って言ってた山口はとても楽しそうで。
「…ねぇ、その足どうしたの。」
なんとなく、2人が楽しそうなのを気に入らなくて
Aさんの右足に巻かれたサポーターを指さす。
『あぁ、部活中に捻挫のクセついちゃって。昨日もちょっと危なかったから念の為!』
「ふーん…。」
『だから興味ないなら聞かないでよ。』
バドミントンって腕よりも足が重要、だったはず。
本人は気づいてないだろうけど凄く悔しそうな顔。
『あ、そうだ、はい!』
思いついたように口を開けば
僕と山口の前に、片手ずつ差し出した。
「なになに?」
『勉強教えてくれてありがとうのチョコ!』
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翼。 - とても好きな、素敵な内容です…!!更新頑張ってください!全裸待機してます! (2020年2月24日 9時) (レス) id: 6071deca71 (このIDを非表示/違反報告)
名無しマン(プロフ) - まりさん» ありがとうございます…!!心折れかけてましたが必ず完結させます!最後までご覧いただけましたら幸いです。 (2020年2月10日 9時) (レス) id: 86465e48b5 (このIDを非表示/違反報告)
まり - めっちゃめちゃ面白いです!更新頑張って下さい! (2020年2月10日 1時) (レス) id: e95d173cf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たるとたたん | 作成日時:2020年2月9日 1時