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移動教室。
山口と一緒に教室に向かう。Aさんはバドの先輩に渡すものがあるから先に行く、と一目散に飛び出した。
「Aさんってなんか不思議だよね。」
「何が？」
「なんか、話しやすいけど話しにくいみたいな。」
「ワケ分かんない。」
「えぇ…ごめんツッキー。」
確かに変わってる、とは思う。
こんな僕を"友達"だって思ってるんだから。
廊下の突き当たりを曲がって階段を下る寸前
彼女の姿が見えた
「あ、Aさ___」
「やっべ見つかる！」
山口がひらり、手を振ろうとした瞬間
僕たちの横を何かが
長身のヤツが走って横切って
「うおっ、！？」
『わっ、』
そいつが足を滑らせてバランスを崩した先には
僕より何十センチも小さな彼女がいて
そいつはバランスを保ったのに
彼女の身体は一瞬、宙を舞って
「Aさん、！」
僕が伸ばした手はあの時みたいに届くことはなく
気が付けば床に倒れ込んでいた。
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翼。 - とても好きな、素敵な内容です…！！更新頑張ってください！全裸待機してます！ (2020年2月24日 9時) (
レス) id: 6071deca71 (このIDを非表示/違反報告)
名無しマン(プロフ) - まりさん» ありがとうございます…！！心折れかけてましたが必ず完結させます！最後までご覧いただけましたら幸いです。 (2020年2月10日 9時) (レス) id: 86465e48b5 (このIDを非表示/違反報告)
まり - めっちゃめちゃ面白いです！更新頑張って下さい！ (2020年2月10日 1時) (レス) id: e95d173cf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるとたたん | 作成日時：2020年2月9日 1時
