モブ(だった)女子トリップした【ツイステ】

五話 ページ7

乱入してきた未確認生物は、あちこちに火を吹き始めた。

は？生物って火なんか吐けたんだ。
ていうかただでさえ人口密度が高いのに火なんか吹かれたら温度爆上がりだよ。


「うわあ！俺の尻燃えてる！」

なんでだよ。

ああ、未確認生物に吹かれたのか。ご愁傷様ー。

誰か助けたれよ〜。
え？私？そんな、命の危機をおかしてまで助けにいくわけないじゃん！！(クソ)


で、どうすんの。私は何もできないけど。先輩とかならできるよね？


とか思いながらボーっと見てたら、
「首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)！！」って聞こえて
いつのまにか未確認生物の首には首輪がはまってた。

なおも暴れようとする未確認生物をユウさんが止めてた。ナイスユウさん！


それを見た仮面男、あなたは猛獣使いだとかなんとか………………

それから寮長らしい人たちが自分達の寮に新入生を連れて行った。
まじでハリ○ポッターみたい。
それからしばらくたつと仮面男が、

「さあ、行きましょう」

「は？どこにですか？」

「え？聞いてなかったんですか？ゴホン、では、特別にもう一回お話ししましょう。
私、優しいので。」

最後の一言で全てが台無しだよ。

「どうやらユウさんは……………………」


仮面男、いや、学園長らしい。の話によると、どうやらユウさんは
日本という国からやってきたらしい。私と一緒じゃん。
まあそれはいいとして。さっき、鏡にその国の場所を聞いたそうだが、
まさかのどこにもない。だからそれで、ユウさんは別の世界から迷い込んできた人間、
ということになった。

元の世界に戻る方法を探すため、今はもう使われていない寮に、
ユウさんとどこにも選ばれなかった私がそこに住むことになった。

で、私は女子だけど将来が期待されるので、この学園に通う、ということになった。
ユウさんはいつのまにか戻ってきたグリムくん、
……いや、グリムとパートナーになり、2人で1人になった。

つまり、グリムは魔法を使えるので、魔法が使えないユウさんにかわって
魔法を使う、ということになったらしい。



ちょっとツッコんでいい？
魔法ってなに？

そう学園長に聞くと、

「なに言ってるんですか？あなたも使えるでしょう？」












ha？

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