【HQ】花巻先生のせいで授業に集中できません。

集中できない４７ ページ48

「もう大丈夫か？」


『はい、ばっちり』


「じゃー、そろそろ帰るか」


『そうですね。』




気づけばもう５時半前で、結構寝てたんだなと思う。


……あれ、ちょっと待って。




『もしかして花巻先生、ずっと隣にいたんですか……？私が寝てる間……』


「？そーだけど。仕事しながらな」




え、ちょっとそれは嬉しいけどあのそうじゃなくて。




『私の見苦しい寝顔、見たんですか？！』




無理っす。恥ずかしい。無理！！




「そりゃぁまぁ」


『……訴えます』


「は？！いや待て待て早まるな！それに見苦しいとか思ってねぇって！」


『見苦しいとは思わなくても不細工とは思いましたよね？』




知ってるか？可愛い子は寝顔も可愛いけど不細工は寝顔だともっと不細工になるってことを！！


これが！悲しい！！現実！！！




「次も寝顔見られたくなかったら、もう倒れんなよ」


『大丈夫ですよ。馬鹿は風邪引かないって言うじゃないですか』


「まぁ別にA、馬鹿じゃねぇけどな」


『まぁね！！私成績良いので！体育以外！！』




ほんっとに特に球技は消えてほしい。


元バレー部の前でこんなことを考えるのもどうかと思うけれど。

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花巻先生の髪の毛

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