7.校舎裏にて ページ8
気づかれないように、そっと前の2人に付いて行く。
結局着いたのは校舎裏だった。
そんなベタな、と思ったなんて言わない。
よし向こうを覗き込もう、と一歩足を踏み出した瞬間である。
「あんたなんなの?!!」
そんな声が聞こえたのは。
今度は一歩、後ろに下がる。反射的に。
足元の小石がジャリッと、嫌な音を立てた。
...その後も罵声は続く。
早くやんでくれ。
女の子が胸ぐらを掴まれるのが目に入る。
それでも私は助けに行く、なんて、勇敢な事はでかなかった。
罵声は5分ほどで止んだ。5分間ずっとというのは長いのか短いのか。
足音が聞こえた。その足音も聞こえなくなった頃、私は壁から顔を出し様子を伺った。
そこには女の子が1人、取り残されている。
私はその子に歩み寄った。
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無気力センター分け(プロフ) - コメントありがとうございます!そう言ってもらえて、私も言葉で表せないくらい嬉しいです!これからも頑張らせていただきます。どうぞよろしくお願いします! (2017年12月12日 22時) (レス) id: a2eb80472c (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 面白かったです!!文章では表しきれないくらい面白いです!次が気になりすぎて眠れません!更新待ってます! (2017年12月12日 19時) (レス) id: d31f50c7ba (このIDを非表示/違反報告)
無気力センター分け(プロフ) - コメントありがとうございます!!すごく、すっごく!!嬉しいです!更新遅れちゃっててすみません...。応援してくださってるのに...。これからも頑張ります。どうぞよろしくお願いします! (2017年12月7日 17時) (レス) id: a2eb80472c (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください!応援しています (2017年12月6日 18時) (レス) id: 91cee282ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無気力センター分け | 作成日時:2017年9月12日 17時