衝撃波と五つの降者 ページ25
＜ディアンヌside>
その頃地上では、ギルサンダーが王国中の聖騎士達を集め、先頭体制を整えていた。ボクはボクの足元の聖騎士達の会話に耳を傾けていた。
聖騎士「ギルサンダー様。あの・・・七つの大罪は実は冤罪で、その罪を擦り付けたのは二代聖騎士長、というのは・・・」
ギル「全て事実だ・・・いや、一つだけ間違ってる。"七つ"ではなく"八つ"だ。」
未だに信じられない、といった様子の聖騎士達にギルサンダーは言う。
ギル「ならば先ほど魔神化した聖騎士見習いを救ったのは誰だ？」
聖騎士「そ、それは・・・七・・八つの大罪のバンとキング、それに・・・幼女？です。」
そこに上から口を挟むボク。
ディ「その幼女って言うのはAだよ！ボクの仲間で、悲恨の罪、ドルフィン・シンのA！」
聖騎士「A・・・ん？ドルフィン・シン・・・・ま、まさか！！」
聖騎士「あの、伝説の中の伝説と呼ばれるあの！？！？」
ボクとギルサンダーが同時に首を縦に振る。
すると聖騎士達の間にざわめきが増す。
聖騎士「ど、どういうことだ？」
聖騎士「あんな小さな幼子が伝説人！？」
聖騎士「ドルフィン・シンは死んだんじゃ！？」
と、その時、
《ズ・・・ズズ！！》
ディギル《ピクッ》
地面が揺れ、下から何か大きな塊が上に向かってくるのを感じる。
ディ「みんな！早くここから離れて！！」
ギル「全員退避！！早くこの場を離れろ！！」
ボク達の声に一気にその場を離れてゆく聖騎士達。ボクとギルサンダーも急いで離れようとしたとき、
《ズズズズズガガガガガガガガガガガガガガガッッッッ！！！！！》
地面が盛り上がり、土が吹き上げられたかと思うとものすごい衝撃波が体を襲い、聖騎士達が吹き飛ばされてゆく。ボクの体も浮き上がって飛ばされる。
巨人のボクが飛ばされるのだから、ものすごい衝撃波だったんだと思う。
《ズダァァァアアアンン！！！》
打ち付けられた体の痛みに、思わず顔を歪めながら上に顔を向けると、こちらに向かって五つの何かが降ってくるのが見える。
ディ「あれは・・・っ！？」
それが何かを認識したボクは素早く起き上がり、五つのものを両手で出来るだけ優しく受け止めた。
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りさ - 貴方の作品に惚れました!何時も応援しています!! そこで質問なのですが、 夢主ちゃんの武器の第一形態の秘密ってなんですか？25分間見ていたんですけど全く分からなくて･･･お手数をおかけしますが教えてはもらえないでしょうか？(-+-)ﾍﾟｺ (2018年5月12日 21時) (
レス) id: cf60114889 (このIDを非表示/違反報告)
パセリン(プロフ) - 鏡さん» お久しぶりです！ありがとうございます(*^^*)王都決戦完結まであともう僅か！！頑張りますね(*´∇｀*) (2016年11月6日 12時) (レス) id: 9b51e61c30 (このIDを非表示/違反報告)
鏡 - お久しぶりです。鏡です♪だんだん物語が変わってきてとても面白いです♪これからも頑張ってください (2016年11月6日 12時) (レス) id: 475232ab79 (このIDを非表示/違反報告)
パセリン(プロフ) - 由紀さん» メッセージありがとうございます！嬉しいです！あともう少しなので、最後まで全力で頑張りますね(*´∇｀*) (2016年11月5日 21時) (レス) id: 9b51e61c30 (このIDを非表示/違反報告)
由紀 - とても面白いです！ 更新がんばてください！ 応援してます！ (2016年11月5日 20時) (レス) id: dcf1ac7ea1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パセリン | 作者ホームページ：http://Bengalese finch
作成日時：2016年9月16日 22時
