【刀剣乱舞】ブラック本丸に来た幼子

計画 ページ18

貴『私が用意できるまで持ちこたえてね、鶴丸さん』


こんのすけ「これですか？巫女セットとは」


貴『そうです、ではごんも手伝ってください』


こんのすけ「でも、何をすればいいんですか？」


貴『"私の巫女道具が使える状態か"を確かめてください』


こんのすけ「判断基準は……」


貴『見てわかりますよ』


こんのすけ「は、はい」


さて、私は着替えなくては


実は巫女服を着るのがとても怖い


家族を思い出すから


でも、着替えないと本来の力を発揮できない


大丈夫、成功したもの


そう思いながら巫女服に着替える←巫女服は霊夢の服と普通の巫女服が合わさった感じです


貴『こんのすけ…ど、どうだった？』


こんのすけ「全部大丈夫でした！」


貴『そう…良かった』


足と声が震える


呼吸もしずらい


こんのすけ「その巫女服___」


もしかして何か言われる！？


私は怖くなって目を瞑った


でも返ってきたのは予想外の言葉で…


こんのすけ「綺麗ですね」


貴『……え？』


こんのすけ「とてもココロ様にお似合いですね！」


貴『…ありがとう、ごん』


こんのすけ「はい！」


貴『さて、まずはこれを使いましょう』


こんのすけ「これは…？」


貴『これは私が作った代形代(ﾀﾞｲｶﾀｼﾛ)、身代わりとして使えるのよ』


こんのすけ「作ったんですか？」


貴『うん、私が従姉の莉夢と一緒に作ったの…まぁ、ほとんど莉夢が作ったもんだけどもねw』


懐かしいなぁ…秘密で莉夢と一緒に作っていたんだよね


楽しかった


貴『まぁ作ったと言う話は置いといて、この形代について』


こんのすけ「はい」


貴『この代形代に霊力を入れたとしたら、霊力を入れた張本人になるの』


こんのすけ「？」


貴『これは実際にやった方が速いか…』


そう言って私は代形代に霊力を入れた


みるみる内に代形代は大きくなって……完全に私になった！


こんのすけ「す、凄いですね！」ｷﾗｷﾗ


貴『まだ、この代形代について説明したいけど…』


鶴丸「ぐっ…」


貴『タイムリミットが近付いているから…また今度色々説明するわね』


こんのすけ「はい！」


貴『よし、準備万端！』


こんのすけ「わたくしこんのすけはどうすれば…？」


貴『私の肩に乗っていてくれ』


こんのすけ「はい、わかりました！」

実行　鶴丸side→←時間遡行軍

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す