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再会 (1) ページ46

三郎「なぁ、頼むから答えてくれよ!」

勘右「おい三郎、やめろって」

三郎「じゃあ死んでたらどうすんだよ」

兵助「落ち着け。案内してくれているのかは分からないが、情報提供に感謝すべきだろう」

三郎「だって!」



A「………」


無言で走り続け、家の裏に出た。
そこにある爺さんの墓を見て、誰かが勘違いしたのか息を呑んだ。


それには反応を示さず、家の正面へ回る。

四人全員が後ろに立ったのを横目で確認して、「ただいま」と言いながら一気に戸を開けた。




八左「おー、おかえり……………三郎?
 
  雷蔵…勘右衛門、兵助。……何で、此処に」




三郎「…この大馬鹿野郎」


雷蔵「何で、は僕たちの方が、言いたいよ」


兵助、勘右「「……っ八左ヱ門!!」」



茶髪の…雷蔵?の背中をトンと押すと、布団の上のハチに勢いよく抱きついていった。

残りの皆も、なだれ込む様にして被さっていく。


五人でぎゅうぎゅうと(一方的に)抱きしめ合いながら、我慢しきれなかったのか、誰かが嗚咽を漏らした。
それを皮切りにして、家の中に泣き声が響く。



三郎「お前…もう、死んだかと思って……まったく、」


兵助「良かったぁ…無事で良かったよ、本当に」


勘右「よく生きてたな、八左ヱ門」


雷蔵「…心配、かけんなよぉ……僕、死んでたら呪おうかと…うぅっ」


八左「ごめん。皆、心配かけたよな。
  ありがとう…探しにきてくれて」


ハチも泣きながら、皆の背中に手を回した。




途中くぐもった声で不穏な単語が聞こえたが、それには無視をすることにした。

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作品ジャンル:アニメ
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たうふ(プロフ) - 出来ればモブはなるべく出したくないですね。あくまで主目線で書くので。ちょっと大人しいクラス、みたいにしたいです (2022年11月30日 20時) (レス) id: d63725ab51 (このIDを非表示/違反報告)
ナツフユ(プロフ) - 五年は組はどんなキャラになるんだろう (2022年11月30日 19時) (レス) id: 0f4d4373eb (このIDを非表示/違反報告)
たうふ(プロフ) - 存在はするらしい(安藤先生より)けど、出てきた事はありませんからねぇ (2022年11月30日 18時) (レス) id: d63725ab51 (このIDを非表示/違反報告)
ナツフユ(プロフ) - 五年は組の初登場回がこれだったらいい (2022年11月30日 3時) (レス) id: 0f4d4373eb (このIDを非表示/違反報告)
たうふ(プロフ) - ナツフユさん» そうですね。お爺ちゃんっ子みたいで、かつ思春期に入るくらいの感じです (2022年11月29日 15時) (レス) id: 83a0aeaebb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たうふ | 作成日時:2022年9月2日 1時

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