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訓練場にて (3) ページ40

長いので色々と割愛します、そうじゃないと話が進まない。
その割にネタが思いつかないから、変な話の構成になるんですよ。

どうしよう。
どうにかしてくれ。(他力本願)







身体検査が終わった後、俺は雑渡さん達タソガレドキ忍軍の数名と組み手をした。

組手と言っても、木剣を使ったり、単純な体術だったりと様々だ。



山中で、一人で対人戦の練習をしていた事に比べれば…ここに来て良かったとは思う。




まあ、それはそれとして。




雑渡「いや〜、よく動けるね。ビックリしたよ」


A「一応、祖父に修行を付けて貰っていたので」


雑渡「それにしてもだよ。プロ忍を相手に、あそこまで戦えるんなら上出来だ。
 
  君のお爺さんが、強い人だったんだろうね」



A「……ええ、そうです。
  爺さんは強かった。俺と比べられない位には」


不意に爺さんが亡くなった時の喪失感を思い出して、視界がぼやけた。




いつも強がっているけど、本当は。



欲を言えば、もう少しでもいいから一緒にいて欲しかった。

置いていかないでくれと、一人で呟いていた。


誰も居ない墓の前で泣いたことなんて、数え切れないほどある。




A「……」


俯いて黙った俺の頭に、大きくて暖かいものが乗せられた。

雑渡さんが、子供をあやす様に何度も頭を撫でてくる。


いつもだったら子供扱いするなと言うだろう。




無言でいる雑渡さんの優しさが身に沁みたのか。

気が付けば、静かに泣いていた。












作者もビックリの展開。
曲者と仲良くなってどうするんでしょうね。
何とか繋げられるように頑張ります。

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作品ジャンル:アニメ
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たうふ(プロフ) - 出来ればモブはなるべく出したくないですね。あくまで主目線で書くので。ちょっと大人しいクラス、みたいにしたいです (2022年11月30日 20時) (レス) id: d63725ab51 (このIDを非表示/違反報告)
ナツフユ(プロフ) - 五年は組はどんなキャラになるんだろう (2022年11月30日 19時) (レス) id: 0f4d4373eb (このIDを非表示/違反報告)
たうふ(プロフ) - 存在はするらしい(安藤先生より)けど、出てきた事はありませんからねぇ (2022年11月30日 18時) (レス) id: d63725ab51 (このIDを非表示/違反報告)
ナツフユ(プロフ) - 五年は組の初登場回がこれだったらいい (2022年11月30日 3時) (レス) id: 0f4d4373eb (このIDを非表示/違反報告)
たうふ(プロフ) - ナツフユさん» そうですね。お爺ちゃんっ子みたいで、かつ思春期に入るくらいの感じです (2022年11月29日 15時) (レス) id: 83a0aeaebb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たうふ | 作成日時:2022年9月2日 1時

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