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乱太郎「きり丸〜サッカーボール取ってー!」


小平太「長次!向こうで一緒にバレーボールしないか?」


いやアウトやん。
完っ璧に英語使ってるって。

呆然としたまま沈黙していると、バレーボール発言をしていた奴がこちらに走ってきた。


小平太「仙蔵!お前も一緒に…って、天女じゃないか!」


明るい笑顔が俺を見た途端、鬼の形相に変わる。

俺の頬を何かが掠め、鋭い痛みが走った。
後ろの塀にガキッと鈍い音をさせて突き刺さったのは───手裏剣。




しゅりけん?




A「待って映画村でしか見た事ないやつだよコレ」

動揺のあまり思わずそう口走る。
サラストに映画村とはお前の出身地か?と見当外れな事を言われたので、首をぶんぶん振って否定した。



小平太「何故すぐに殺さなかった!」

仙蔵「いくら天女と言っても学園長先生の許可が無い限り勝手は許されない。
  見たところ非力だ、いつでも殺れるだろう」


小平太「そう言う問題じゃない。
  天女は妖術を使って学園の風紀を乱すのだ、何かあってからでは遅いのだぞ!」

仙蔵「小平太にしてはよく口が回る。……私だって今すぐにでも殺してやりたいさ。なぁ?」

A「っ!」


仙蔵と呼ばれたサラストが僕を繋ぐ縄を締める。

ギシリと嫌な音を立て、肋骨が圧迫された。


思わず咳き込む。
苦しいと訴えても縄の力は緩まない。



その内に息が吸えなくなり…次第に意識は遠のいていった。

記憶 (1):仙蔵視点→←(2)



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設定タグ:忍たま , 天女 , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
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あけぼの(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます。温かいコメントに勇気をもらえます! (2023年4月2日 21時) (レス) id: 01012e3403 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とても好きです!!また更新することがあれば頑張ってください!続き楽しみにしております!! (2023年4月1日 18時) (レス) @page24 id: 35aa15076d (このIDを非表示/違反報告)
たうふ(プロフ) - いすとさん» ありがとうございますううううううう! (2023年1月24日 16時) (レス) id: d1593a86c4 (このIDを非表示/違反報告)
いすと - すきですうううううううううううううううう (2023年1月22日 21時) (レス) @page22 id: 58b28daa41 (このIDを非表示/違反報告)
たうふ(プロフ) - 碧さん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2023年1月3日 10時) (レス) id: d1593a86c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たうふ | 作成日時:2022年11月12日 23時

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