第58話 ページ16
ﾄﾞｵｫｫｵｵｵｵ
麗「わ！？」
〜モニタールーム〜
切「授業だぞ！？コレ！」
オ「………!!緑谷少年!!」
オールマイトの心配する声が隣で発せられる
ここまで私情を挟む馬鹿はそうそういない
A「…………クソガキめ」ﾎﾞｿｯ
緑「ハッ…ハッ……！
そんなん…アリかよ……ハッ…ハッ」
緑「(恐怖で…体がぁ！！！)」ｶﾞｸｶﾞｸ
ｻﾞｽｯ
爆「"個性"使えよデク…
全力のてめェをねじ伏せる…！」
敵に見えなくもない不気味なその笑顔の前に、緑谷は恐怖を募らせていく
プレゼントマイクの個性説明！
爆豪勝己
"個性"「爆破」
掌の汗腺から、ニトロのような汗を出し爆発させる！
溜まれば溜まる程、その威力は増していく！
その頃麗日と飯田は…
ﾄﾞｵｫｫｵｵｵｵ!!!
飯「何だ！！？
爆豪くんか！！？何をしているんだ彼は！」
連絡は通じない、身勝手な行動をする爆豪に腹を立てる飯田
麗「！(チャンス！！)」
手の指についている肉球らしき物に触れる
それと同時に走り出す
飯「ぬっ！させない！」
麗「(核の回収でヒーロー達(あたしたち)の勝ち！
回収条件は、本体に"タッチ"すること！)」
ぴょーん！
麗日は飯田の上を大きく飛び越える
飯「自身も浮かせられるのか！！！！」
麗「解除！」
両手の指同士をくっつけてゼログラビティを解いた麗日
そして…
麗「負担の大きい超必です！」
そのまま核へと飛び付こうとするが…
DRRRR！
麗「なーーーーーーーーー！！」
飯田の"個性"「エンジン」で核を担ぎ、麗日から核を遠ざける
ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ！
核から離された麗日はそのまま壁へと転がっていく
飯「君の"個性"は触られない限り脅威ではない！！
このまま時間いっぱい粘らせてもらうぜ！
ぐへへへへ！」
すっかり敵役にハマった飯田
麗「ぬう…！デクくん頑張ってるのに……！」
悔しそうに飯田を見る麗日
その頃緑谷たちは…
爆「ハハハ…すげェ…なぁ？
どうしたデク…………
来いよ！まだ動けんだろぉ！！！？」
緑「(噴出する爆発………！遠距離にも対応出来るよう要望を出したんだ……！)
麗日さん！状況は！？」
《………………………》
さっきの大爆発で、緑谷チームの小型無線機が壊れたようだ
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作者名：シエルマイスター | 作成日時：2018年5月1日 23時
