第53話 ページ11
ヒーローチームの緑谷と麗日がビルに潜入した
ビルは特に曲がり角など死角が多い
周りの気配を探りながら慎重に行動しなければならない
ﾊﾞｯ!!
曲がり角から爆豪が飛び出してきた
峰「いきなり奇襲！？」
BOOM!!!
麗「うわ！」
爆豪の爆破を避けながら緑谷が麗日を庇う
緑「かすった…！麗日さん大丈夫！？」
麗「うん！ありがと」
緑「早速来た…」
爆「デクこら…
避けてんじゃねえよ」
緑「かっちゃんが敵なら…
まず僕を殴りに来ると…思った！」
〜モニタールーム〜
切「爆豪ズッゲぇ！！
奇襲なんて男らしくねぇ!!」
オ「奇襲も戦略！彼らは今、実戦の最中なんだぜ！」
芦「緑くん、よく避けられたな！」
今は敵役の爆豪の性格をよくわかっている
爆「中断されねぇ程度にブッ飛ばしたらぁ!!」
爆豪が右手を大きく振りかぶった瞬間に緑谷が、爆豪の右脇に入る
麗「すごい！！達人みたい！」
爆「(何だこいつ！！？
動きが…読まれた！？)」
緑「うぅ…ああ!!!!!!!」
緑谷が思いっきり爆豪を背負投した
爆「ガハッ………！！」
緑「かっちゃんは…………
大抵最初に右の大振りなんだ
どれだけ見てきたと思ってる……！
・・・・・・・・・・・・・
凄いと思ったヒーローの分析は…
全部ノートにまとめてるんだ！
君が爆破して捨てたノートに…！」
緑「いつまでも"雑魚で出来損ないのデク"じゃないぞ…
かっちゃん僕は…
"「頑張れ！！」って感じのデク"だ！！」
何かの殻を破った感じがする緑谷
そこまで一体何がお前を動かすんだろうな
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作者名：シエルマイスター | 作成日時：2018年5月1日 23時
