~束縛~ A.Shirahama

束縛 19 ページ19

涼太side

龍友君たちが出ていったあと
とりあえず、手当したのとか証拠隠した

ほぼ入れ違いで亜嵐君がうちにきた

亜「おい、Aどこにやった？」

涼「なんで、俺に聞くの？
俺が知ってると思う？亜嵐くんの彼女じゃん」

亜「さっき、廊下で龍友くんとすれ違った
誰かを抱いていたからそれがAでしょ？
どこに向かわせたか教えてくれれば良いんだよ？
難しいわけねぇだろ」

亜嵐くん相当怒ってるねぇ

涼「あのこの体をあそこまで傷付けて
亜嵐くんが手に入れたのは何なの？
愛してるんだったら暴力なんて振らないでしょ
それに加えて逃げられないように監 禁なんてして
狂ってるんじゃない？」

亜「別に俺は監 禁してたつもりはねぇよ
足枷とかの鍵だってあいつの手の届く範囲に置いた
なのにあいつは逃げなかった、
俺が地下室に引っ張った時だって
ちょっと力入れれば逃げ出せたのに逃げなかった
結局俺の元に残る判断をしたのはあいつだよ」

え？
つまり、Aちゃんは
暴力振られても、無理矢理ヤられても
逃げなかったってこと？

どうして？なんで？

辛かったはずなのに、苦しかったはずなのに
怖くて、痛くて逃げたかったはずなのに









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君は何を考えてるの？

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