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「さてお前ら、待ちに待った金曜日の放課後」
「まあ約一名燃え尽きてる奴がいるのは敢えて黙っとくけど明日どうする？」
『こーさん黙れてないです』
キヨさんが持ち掛けた勉強会の話題は初っ端からぶっ飛んでいた
「ヒラなんで死んでんの？彼奴の勉強会だろ？」
『こーさんもですよ、ヒラさんは私の暗記法で特訓したらああなりました』
「俺辞退していい？」
『駄目です』
冷や汗を流し始めたこーさんを傍目にキヨさんとフジくんに視線を送る
二人が私を見ると、ほぼ同時に首を傾げる
『明日、キヨさんのお宅にお邪魔させていただきますが』
「おお、フジと来るんだろ？」
「勿論」
『それは有難う御座います、それとは別に講師役のお二人にお願いが』
こーさんがヒラさんを蘇生させている内にコソコソと三人で会議をする
私が真ん中に集まる仕草をすると二人も察して耳を寄せ合う
『実はヒラさんのタイプは把握済なんです』
「タイプ？」
フジくんが聞き返すと、キヨさんも訳が分からないと言いたげに私を見詰める
勿論把握済と言っても私自身の勝手な解釈ではあるが
彼の場合、確信的なものだった
『彼は鳥頭です』
「突然の悪口」
『いやまじで、あれはもう鶏もビックリ』
キヨさんが「そんなに…？」と興味深げにすると、フジくんは少し察した様に声を漏らした
「フジ、心当たりあんの？」
「あ、ああ…少し…」
「お前ら一番仲いいんだからさ、なんか無いの、解決法」
ええ、と困った様に考え込む彼を見詰めながらキヨさんに耳打ちをする
『フジくんって暗記得意ですよね』
「ああ、まあ…暗譜とかはしてるらしい」
『キヨさんも把握能力高いですよね』
「え…ゲームとかのマップならそこそこ…」
『そこなんですよね』
考え込むフジくんと私の一言にハテナを浮かべるキヨさんを交互に見て
後ろで虫の息なヒラさんを抱えているこーさんを見て
深く溜息をつく
『此処、暗記力強化パーティなんですよ』
「…ああ、成程」
つまり、とキヨさんが一息置いて
「応用力が欠けてるっつー訳だな」
呟いた言葉は私が伝えたかった事そのもので
『それで、提案なんですけど…』
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ヒヒララジオでお便り読まれて死にかけました
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ぽる。(プロフ) - 今更ながら前作から最新話まで読ませていただきました。夢主ちゃんとfjなどの関係性がとにかく素敵で…これからの更新も楽しみにしています。陰ながら応援してます！ (2019年3月28日 21時) (
レス) id: bb0f926a5a (このIDを非表示/違反報告)
じーにゃ(プロフ) - えだまめだまさん» コメント有難う御座います^^前編に続き御閲読心から感謝致します。最後の台詞は深く考えた訳ではなかったのですがそう言って頂けて嬉しいです笑 (2019年2月21日 8時) (レス) id: 5909a2dfba (このIDを非表示/違反報告)
じーにゃ(プロフ) - 暁ーあかつきーさん» コメント有難う御座います^^御閲読心から感謝致します。これからも宜しく御願い致します。 (2019年2月21日 8時) (レス) id: 5909a2dfba (このIDを非表示/違反報告)
じーにゃ(プロフ) - 闇猫さん» コメント有難う御座います^^続編にまで御付き合い下さり感謝致します。最後の台詞はそう深く考えた訳ではなかったのですがそう言って頂けて嬉しいです笑 (2019年2月21日 8時) (レス) id: 5909a2dfba (このIDを非表示/違反報告)
えだまめだま(プロフ) - 突然失礼致します…前作から読ませて頂いております！これからも無理せず更新頑張って下さい。あと「フジの顔ガチで般若」でカフェラテ吹きました、返して下さい。 (2019年2月20日 20時) (レス) id: 3a87b5f3b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じーにゃ | 作成日時：2018年12月4日 12時
