3 偽りの君 ページ6
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
誰かが来た。誰かはなんとなく分かる。しかたなくドアを開ける。
ｶﾞﾁｬｯ
ニノ 「ったく、鍵渡してんだから自分で開けろよ。」
A「ごめんって。だって和くん家にいるっておばさん言ってたから…。」
彼女が隣に住んでる幼なじみ、星谷A。
彼女は母親が夜遅くまで働きに行っている為ちっさい頃からよく俺んちに来ていた。
高校生にもなってくるのは訳がある。
Aは怖がりなのだ。一人が苦手。
だからよく俺んちに来ていた。
Aを幼馴染として見れなくなっている俺にとってはいい迷惑だ。
A「あっ、そういえば和くんはプレゼント何がいい?」
そういえば今日は12月20日。あと5日でクリスマス。
ニノ 「それを言うならお前も誕プレ、何がほしいか考えたか?」
彼女の誕生日はクリスマスと同じ12月25日。
Aは自分の誕生日プレゼントが一つだけになるのが嫌だといつも言ってた。
だから俺はAに2つあげている。
A「え〜…。なんか決まんなくて…。」
ニノ 「じゃあもうAにはあげねぇよ。クリスマスプレゼントも誕プレも。」
A「すみません考えます。もう少し待ってください!」
ペコペコするA。面白くてからかいがいがある。
するといきなり…ピタッっとAの動きが止まる。
視線の先を見ると、さっきまで見てたアルバムがある。
グッと手を握りしめ、俺はAのほっぺをつまむ。
少し強めに。
ニノ 「人の話の途中にボーッとするな!」
A「ひゃい、しゅいましぇん。いたいからはなひへ！」
変な顔だなんて笑ったら何よ！って怒られた。
だってAが悲しい顔してんのが悪い。
もう、あの日のことで悲しむなよ…
Aの父さんのことで…。
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5star★(プロフ) - 43さん» ありがとうございますヾ(｡>﹏<｡)ﾉﾞ✧*。精一杯書かせていただきます！ (2022年2月8日 20時) (
レス) id: c0c9645639 (このIDを非表示/違反報告)
43(プロフ) - 5★ちゃん お知らせ読みました。私ストレイドッグスも好きですよ。でもこちらのお話の続きも気になります。無理のない範囲で続きお願いしますね！待ってます♡ (2022年2月6日 7時) (レス) @page8 id: eb8e95ff3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：5star★ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9910ars5st1/
作成日時：2022年1月22日 20時
