ごめん ページ9
Aside
次の日結局探偵社を休んだ。
もう夜中だけど
なんの連絡もないのは心配すぎる。
太宰さん……大丈夫かしら……←
ピンポーン
誰だこんな時間に、
龍之介……?銀ちゃんかな。
ガチャ
A「はーい…って、敦くん」
中島「Aちゃん…」
A「入って。」
*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ
正直びっくりした。
来るとは思わないし。
顔を合わせづらいって思ってたけど
実際顔を見てるけど普通だ。
A「事件はどうなったの?」
中島「あの、その前に言いたいことがあるんだ。」
A「ん?なに?」
中島「その、昨日は…ごめん。
ごめんなさい。」
A「…その事をわざわざ言いに来たの?」
中島「ちゃんと顔をみて謝りたかったんだ。
許して…なんて言わない。
それくらい酷いことを言ったんだ。
芥川の妹でもAちゃんはAちゃんなのに……。
それに君の言った通り、タヒんで当然の人なんかじゃなかったんだ。」
A「分かってくれたんだ……。良かった。
あ、そうだ…私もごめんなさい。
叩いてごめん。」
ヒタ
A「痛かったでしょ。」
敦くんの頬に触れた。
さすがに1日経ってるので赤く放ってないが
こんなに白くて綺麗な肌を叩いてしまった。
孤児院のことも思い出させてしまったかな…。
グイッ!!
A「?!?!」
ギュッ
中島「僕以上にAちゃんが痛い思いしたのに…」
頬を撫でてた手に手を重ねたと思ったら
不意に引っ張られてた。
A「私は痛くないよ。大丈夫だから。」
中島「でも…僕は…」
A「許す、許すから。」
中島「え?」
A「院長先生のこと、分かったんでしょ。
それだけで充分だよ。」
中島「Aちゃん…僕ッ…」
A「え、泣いてるの。」
中島「もうッ…ダメかと思った……」
A「何が?」
中島「Aちゃんに絶対嫌われたと思った。
またポートマフィアに…芥川の所に行くんじゃないかって…。」
A「そんな事気にしてたの?
私は探偵社辞める気も敦くんのことを嫌いになることもないよ。」
中島「本当に?」
A「まぁ傷ついたけどね。」
中島「(´;ω;`)」←
A「あーwwwごめん泣かないでwww
私が悪かったwww」
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作者名:英英王 | 作成日時:2019年7月8日 15時