虎少年と僕少女 3 (ページ28)

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水滴？ページ28

Aside

A「まさか本当にそんな異能力が存在したとは……。
それであの…乱歩さんは？」

ポオ「よし！諦めよう！って叫んで吾輩に頭突きをして去っていったのである……。」

A「うちの大黒柱が失礼しました。
でも乱歩さんいないんじゃ私は役に立てないと思います。」

ポオ「吾輩もAさんを呼んで乱歩君を説得してもらおうと思ったのだが……」

A「私にもそれ見せてください。
と言っても乱歩さんの推理通りのシナリオでょうけど……。」

ポオ「もうすぐ読み終える……これは…」

A「……最後の了ってもじおかしいですね。」

ポオ「何かを零した…2滴ほど。」

A「でもこの最後のページだけコピー印刷ですよ。」

ポオ「そうせざるを負えなかった理由があるというのk」

『ｶｧｱｧｱｧ!!!!ｶｧｱｧｱｧ!!!!!!!!!!!!』

ポオ「ﾄﾞｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!!!!!!」

A「?!?!?!?!?!?!」

ポオ「驚いた、吾輩の着信音であるか。」

箕浦「何、今の音。」

A「箕浦さんだ、久しぶり」←

ポオ「鴉の鳴き声である。」

箕浦「なぜ自分で驚く。」

A「え、無視なん？」←

ポオ「めったに着信しないのである。」

A「箕浦さん担当してるんですねこの事件。」

箕浦「あぁ、あの名探偵なら解決できると思ったんだがな。」

ポオ「2人とも！聞くのである!!」

江戸川『証拠ならある。この原稿だ！
やっぱり心当たりがあった？』

A「原稿？今持ってるのってポオさんですよね。」

江戸川『つまり犯人が慌てて差し替えたんだ。何故か？』

ポオ「最後のページ……本当の文が書かれたページを乱歩君が見つけていた…。」

江戸川『内容全部を揃えて渡す事に拘りがあったからだ。』

A「多分一緒にいるのは……」

江戸川『もしそうなら原本は捨ててない。
持ち物検査されると困るから近くに隠したのだろう。』

ポオ「犯人…。」

A「箕浦さん、あいては銃を持っているかもしれません。この状況はかなり危険だ。

車の中、音声的に隣に座ってるのかな。
ということはあいては運転手含め2人。

急いで捜査隊を出してください。」