検索窓
今日:15 hit、昨日:8 hit、合計:20,074 hit

入社祝 ページ16

Aside



A「ほうほう、それで任務がこんなに遅れた理由には?
ルーシーが関わってたというわけね?」




ルーシー「……。」




A「あのねぇ…
任務の邪魔をした挙句、無意味に社員の命を危機に晒すんじゃないよ!!!!!」



3人((ビクッ



A「嫌いだから言ってるんじゃないの、
命に関わる事だから言ってるんだよ。」


中島「Aちゃん、もういいから(汗)」




A「敦くんがこう言ってるからもう言うの辞めるけど、本当に冗談でもやめなさいね。


それから任務の邪魔をした責任はとってもらいます。」



中島「え……Aちゃん?!なにするの?!」




泉「野蛮なことじゃないんでしょ。」



A「当然。

知ってるんでしょ、書類のあった船。」


*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ


ルーシー「ここよ。」


中島「依頼書のカバンだ。
あれ?妙だな。中身がない。」


ルーシー「あたし盗んでないわよ?!」



A「よく見せて。
あ、鏡花ちゃん。」

泉「うん。底に何かある。」



一旦、探偵社の1階にあるお店に行って
書類を見てみる。



そこには

【調査報告書】と書かれ、
ファイルには『入社祝』と付箋がはられてた。



その報告書には
鏡花ちゃんの両親のことが書いてあった。


3年前のことだから鏡花ちゃんはまだ11歳。

学生で言うと…小学五年生。



端的に言うと


夜叉白雪は元々鏡花ちゃんの母親の異能力で、


血液を体内に染み込ませて体を操る異能から鏡花ちゃんを守った。


両親が亡 くなった理由は鏡花ちゃんの異能力でも
夜叉白雪のせいでもなかった。




ルーシー「A。」

A「うん…。」


中島「鏡花ちゃん…なにか僕に」



ルーシー「馬鹿。行くわよ。」



カランッ



中島「痛たた!」



ルーシー「鈍感ね、親の仇だと思ってた異能が親の愛そのものだったのよ。」



A「今は、1人の方がいい。」



ルーシー「帰るわよ。」




中島「でも…一体誰が報告書を?」






大方予想はつく。


こんなにしっかりとした報告書なんてらそう作られることは無い。



ましてや14歳女の子の両親の過去など、


しかも入社祝い、それを知っている人は限られてくる。


先日耳にした
政 府の輸送車襲撃。


事件の跡を見た限り刀を使われた形跡が見えた。



鏡花ちゃんのためにここまでできる人なんて、
一人しかいない。

社長?!?!→←敦くん救出作業



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:文スト , 中島敦 , 愛され気味
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:英英王 | 作成日時:2019年7月8日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。