クロとお話 ページ27
Aside
A「あれ、クロじゃん。
寝なって言ったのに。」
黒尾「あぁ…なんか落ち着かなくてな。」
A「そう。宇宙ちゃん先に部屋戻っててくれる?
そのまま寝ちゃってもいいから。」
宇宙「分かりました。」
黒尾「ここ、隣きて。」
A「はいはい。」
*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ
A「窓開けてても夜風は結構入ってくるなぁ。」
黒尾「風邪ひくなよ。」
A「うん。」
黒尾「なんも聞かねぇの?」
A「え、なんで?」
黒尾「雰囲気シリアスだから?」
A「そう?別になんでもいいけど話したい時に話したらいいんじゃないですかね?」
黒尾「じゃあ話していい?」
A「いいよ。」
黒尾「明日生き残れるか…。」
A「珍しくネガティブだなぁ。」
黒尾「俺も人間です。不安がったりするんだよ。
なぁ?」
A「なんですか〜。」
黒尾「抱きしめたい。」
A「ほんとにどしたよ。
すごい弱気やん。
しょうがないな。
ほら、こい!!!」
ギュッ
黒尾「すげぇ落ち着く。」
A「それは何より。」
黒尾「なんだかんだお前とこうやって2人で夜話すの初めてな気がする。」
A「それね。2人で出かけたことはあったけどこういうのなかったね。」
黒尾「んーー。寝ちゃいそう。」
A「でっかい猫だなぁ。」
黒尾「別に猫でいいし。
お前こそ今日は優しいな。」
A「“は”って何さww」
黒尾「そのまんまですよぉ〜」
A「うぜぇwww」
黒尾「酷いいいようだな。」
A「今更でしょうが。」
黒尾「お前とこうやって話せるのもあとすこしだな。」
A「まだ終わってないのに何言ってんの。」
黒尾「急に寂しくなった。俺大学行くし、
多分毎日会ってたのに会えなくなるから。」
A「確かにそうだね。
でも二度とじゃないから。
普通に逢いに行くし。」
黒尾「まじ?嬉しい。」
A「それは何より。」
黒尾「ん。サンキュな。
これで寝れそうだ。」
A「そう。じゃあ部屋戻ろうか。」
黒尾「A。」
A「ん?」
黒尾「俺たちを信じろよ。」
A「信じてるよ。」
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P.N 影黒 赤美 本名里崎雅美(プロフ) - 英英王さん» いえいえそう言って頂けて嬉しい限りです。ですよね!私もです!!小説読むにしても書くにしても心の支えになるんです!特に英英王さんの小説は一番心の支えになってます!! (2018年9月17日 22時) (レス) id: 1850aaea1d (このIDを非表示/違反報告)
英英王(プロフ) - P.N 影黒 赤美 本名里崎雅美さん» そう言って貰えて…すごく救いになっています……。まさにそうなんです!!!楽しいし、嫌なこととかあったらここに逃げ込むことも多々あります…。心の支えでもあります。 (2018年9月17日 21時) (レス) id: 3e6ed9947b (このIDを非表示/違反報告)
P.N 影黒 赤美 本名里崎雅美(プロフ) - 英英王さん» 全然大丈夫ですよ〜。どういたしましてです。面白くていつも続き楽しみにしてます!!小説書くの楽しいですよね!!私も小説書くの楽しいので気持ち分かります!!嫌な事忘れられますしね!! (2018年9月16日 6時) (レス) id: 1850aaea1d (このIDを非表示/違反報告)
英英王(プロフ) - P.N 影黒 赤美 本名里崎雅美さん» いつも同じような事ばかりしか返事ができず、すみません…。でも本当に感謝してますです!!!書くのすごく楽しいのでこれからも頑張ります!!! (2018年9月15日 23時) (レス) id: 3e6ed9947b (このIDを非表示/違反報告)
P.N 影黒 赤美 本名里崎雅美(プロフ) - 英英王さん» どういたしましてです!!英英王さんは忙しいでしょうし、時間が空いた時で大丈夫ですよ。待つの好きなんで全然大丈夫ですよw (2018年9月6日 12時) (レス) id: 1850aaea1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:英英王 | 作成日時:2018年7月20日 23時