『好き』 ページ11
Aside
A「ラスト1周です！」
麗妃「Aちゃん、何かあったでしょ。」
A「れいさん。」
麗妃「Aちゃんがこの部活に入ってきた理由が、あのことでも、別にいいと思ってた。
仕事をサボったり疎かにするような子じゃないからね。
でも、元気がないのは頂けないなぁ。」
A「ごめんなさい。」
麗妃「彼氏さんのこと？」
A「………。いえ。
明日には元気になってきます！
声掛けて下さりありがとうございます！」
『彼氏』自信をもって言えなかった。
付き合ってるの？
でも…
「付き合って」
って言われてない。
言っていない。
あれ？
あたし
『好き』
って言ったけ…？
『好き』
って言われたっけ？
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青葉side
山口「学期末テスト前最後の数学だ。
だから実習な。」
青葉「うぇーい。」
山口「うぇーいじゃねぇよ。前回22点だぞ。」
青葉「………。莉愛…。」
莉愛「よしよし。」←
山口「お前ら特に点数やばいんだから。
上からこのクラスに降りてきたって事、よく考えろ。
今年でたぶん俺教師最後だから、最後くらい80点超えてみろ。」
青葉「まじかぁ。」
山口「き･た･い･し･て･る･ぞ。」
怖←
A「あたし今回100目指すわ。」
青葉「いきなり宣言だ。
でもAならできんじゃね？
前回80やん。」
莉愛「Aだけだよ、成績悪いの。」
青葉「さーせん。」
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追加設定
山崎麗妃
2年生 男バスマネ
Aの先輩
Aの事情は知っている。
めっちゃ綺麗←
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作者名：英英王 | 作成日時：2018年6月14日 16時
