Xmas 3 ページ4
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案の定遅刻ギリギリの時間で教室に着くと、もうすでにたくさんの人。
でも大毅の席に、大毅はいなかった。
『大毅…来てへんね……』
智「なんかあったんやろうか…大丈夫かな……」
『…ちょっと連絡してみるわ!…あ』
ガラッと勢いよく教室のドアが開いた。
そこには息を切らした様子の大毅。
『大毅!』
大「……ん?
あ、A、神ちゃんおはよっ」
『遅い!心配したんやで!』
大『痛っ!てか、寒っ!』
大毅の左頬を、私の冷えた右手で軽くつねる。
大毅は笑いながら、私に手を離すように促す。
智「まぁまぁ。
シゲ、随分遅かったな?何してたん?」
大「…んー。色々!」
『………?…大…』
先「おーい、お前ら席つけよ〜」
少し様子がおかしいと思い、大毅の名前を呼ぼうとする。
しかし、それはHR開始を促す先生の声で掻き消されてしまった。
.
智「あ!はーいっ!」
大「やばっ、席座らなっ」
『………大毅……………』
.
席は離れているため、私が彼の名前を呟いても彼の耳には届かないはずなのに。
彼は私の方をチラッと向き、いつもの笑顔でニコッと笑った。
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アボカド🥑 - めちゃくちゃ切ないなぁ、、 (11月16日 10時) (レス) @page49 id: 4e7deaf27d (このIDを非表示/違反報告)
りんな(プロフ) - ルルモさん» ありがとうございます。そう言ってもらえると作った甲斐がありました…!ご愛読ありがとうございました! (2018年8月10日 22時) (レス) id: a0bb3f43ee (このIDを非表示/違反報告)
ルルモ(プロフ) - 素敵なお話でした♪♪ (2018年8月9日 17時) (レス) id: eef0566653 (このIDを非表示/違反報告)
りんな(プロフ) - 彩果さん» ありがとうございます!更新遅くてご迷惑おかけすることもあると思いますが、これからも応援よろしくお願いします(*^^*) (2018年4月14日 12時) (レス) id: a0bb3f43ee (このIDを非表示/違反報告)
彩果(プロフ) - 重岡くん好きなので、メインですごい面白いです!続き気になります!!更新頑張ってください!楽しみにしてます(*´ч`*) (2018年4月5日 6時) (レス) id: f75f618622 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんな x他1人 | 作成日時:2017年12月15日 19時