記憶の星【Ryusei.F】 (ページ32)

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31話ページ32

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大「よし！着いたで！」

『ここが、部室…？』

大「せやで！ちょっと汚いけどなぁ」

『へぇ～…こっからどうしたらええの？』

少し古いけど、大きい部室。

大毅が言うには、「まだ部員が着替えてるからもうちょい待って」とのこと。

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大「どーしよか、この間に監督に先紹介しよか」

『大毅は着替えんでかまへんの？』

大「Aの紹介終わったら着……お。」

『……ぁ』

ガチャと言う音がして、部室からゾロゾロと出てくる人。人。人。

………やばい、緊張して来た。

「あれ、重岡どないしてん」

「……ん？誰その子」

大「マネージャの代替です！」

『さ、佐々木Aですっ…！』

「え！まじ！？やってくれるん！」

『…はっ、はい』

「やるやん重岡！でかした！！」

大「でしょ！褒めてください！」

マネージャーが1人入ってくるだけでこの盛り上がりよう…。
マネージャーってそんなに大事なんや…。

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望「何騒いで～…あっ！A先輩！！」

『え？……あ、小瀧くん！』

望「お久しぶりです！どうしたんですか？」

『久しぶり。
怪我されたマネージャーの皆さんの代わりで来たんよ』

望「ほんまですか！
うわ～！めっちゃモチベ上がる～！」

「可愛い子が来るとやっぱり、元気はでるなぁ！」

「ほんまほんま！」

『え、あ、ありがとうございます…//』

みなさん、人を持ち上げるのが得意みたい。