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『う、うぅっ…』
ふるふると震えながら、安室さんの背中にしがみついた。
安室さんは、そんな私を苦笑いで…
「(可愛い…辛い…)」
…苦笑い？
何だか頬が緩んだ感じで見ていた。
「おーおー、お疲れ。」
『兄さん…』
「にしても凄いですね、本当に傷一つ無くなりました…」
「それが妾の異能力だからねェ」
少し満足気な晶子さんに、また恐怖が襲ってくる。
あの人の解体はダメだ、トラウマでしかねぇ。
すると、後ろから足音と懐かしい声が聞こえた。
「おや？こんなところに居たのかね。中原くん」
「っな！？」
『！森さん…！』
エリス嬢を連れて現れたのは、ポートマフィアの首領、森鴎外さんだった。
久しぶりに会えたので、思わず駆け寄る。
エリス嬢に合わせ、片膝をついて視線を合わせた。
「A！久しぶりね！」
『えぇ、エリス嬢はお元気でしたか？』
「もちろんよ！」
ちゅ。と、森さんから教わった挨拶を頬にして、森さんに向き直した。
「やあ、Aちゃん。今日も可愛いねぇ」
『ありがとうございます、森さん』
挨拶を、森さんにもやった。
「な、な、なぁあ！？」
兄さんが、目を開いて口を大きく開けて驚く。
今度はどうしたというのだろうか。
「何やってるんですか首領！！」
「何って、挨拶なのだよ。ねぇAちゃん」
ゴシゴシと私の頬を擦る兄さん。
なんかこの光景前にも見たぞ。
『兄さん、痛い。』
「A、あれは挨拶じゃねぇからな！！」
『？でもドラマでもやってたぞ』
「あれは外国だからだ！」
そうか。と、理解する。
『…でも、森さん喜んでくれるし…』
「はぅっ！やっぱりAちゃん可愛いねぇ。もう許容範囲なんか関係なくなっちゃう」
「リンタロウ、本当に気持ち悪い。」
「あの、太宰さん。彼はもしかして…」
「あぁ、彼は森鴎外…ポートマフィアの首領さ。まぁ、ちょっとした幼女趣味のある人でねぇ…。小さい時からAを可愛がってきたものだから…」
やれやれ。と言った様子で、太宰さんは肩をすくめた。
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佐倉優衣(プロフ) - ゆいさん» あ、本当ですね！申し訳ありません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年6月3日 15時) (
レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 助っ席ではなく、助手席では？ (2018年6月3日 14時) (レス) id: a6574a601a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユキナさん» 続きを考えて頂けるほど、深く考えて頂きありがとうございます！そうですね、入れたいとは思ってます( *´ ∀ `) (2018年5月28日 23時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 次の話辺り、戦闘が開始されますね…太宰VS中也…安室さんも恋沙汰には入るかもなぁ♪ (2018年5月28日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！！頑張ります！(ﾉ´∀｀*) (2018年5月28日 17時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉優衣 | 作成日時：2018年5月24日 15時
