3ー1『お祭りデート』 ページ26
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昼休み。
ドドン。と効果音が付きそうな感じで、私の目の前に差し出されるそれ。
『…夏祭り…？』
「そう！夏祭り！明日神社でやるんですって！」
そう言って、チラシを持った蘭が嬉しそうにはしゃぐ。
「Aは誰かと行く？」
『あー…私は、多分行かねぇかな。兄さんと行きてぇけど、仕事だからいねぇし。蘭は？』
「え？」
『工藤と一緒に行くのか？』
「んー…どうかな。一緒に行きたいけど、多分無理だろうし…コナンくんと行くと思う」
『コナンくんとか。ウロウロするから大変そうだな』
そう言って笑うと、蘭も「そんな気がする」と笑った。
夏祭り、か。
こういう行事は、苦手ではない。
どっちかというと好きな方だ。色々楽しめるし、沢山食べ物もある。
ただ、１人で行くのは流石に気が引ける。
『…はぁ。』
兄さんが空いてればなぁ…とため息をつくと、蘭が「あっ！」と声を上げた。
「それなら、安室さんはどう！？」
『お前安室さん本当に好きだな。』
「だってA、安室さんといい感じじゃない！それに、安室さんだったらAを安心して任せられるし…！」
『蘭は私の保護者か』
すると、「たっだいまー！」と元気な声が聞こえた。
その声の主、園子の手元には飲み物があった。
「はい！2人の分も買ってきたわ！」
『悪ぃな、ありがと。』
「ありがとう園子」
園子からぶどうジュースを受け取ると、ストローを刺して口に含んだ。
「で、なんの話してたの？」
『夏祭りだってよ』
「私はコナンくんと行くし、園子は京極さんとでしょ？そしたら、Aは誰とって話になったから、安室さんを勧めてたの！」
「あ！いいじゃないそれ！」
きゃーっ！と黄色い悲鳴をあげる園子。
お前もか。と、少し頭痛がした気がした。
『…安室さん、ねぇ。』
また1口、ぶどうジュースを口に含んだ。
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佐倉優衣(プロフ) - ゆいさん» あ、本当ですね！申し訳ありません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年6月3日 15時) (
レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 助っ席ではなく、助手席では？ (2018年6月3日 14時) (レス) id: a6574a601a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユキナさん» 続きを考えて頂けるほど、深く考えて頂きありがとうございます！そうですね、入れたいとは思ってます( *´ ∀ `) (2018年5月28日 23時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 次の話辺り、戦闘が開始されますね…太宰VS中也…安室さんも恋沙汰には入るかもなぁ♪ (2018年5月28日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！！頑張ります！(ﾉ´∀｀*) (2018年5月28日 17時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉優衣 | 作成日時：2018年5月24日 15時
