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2ー4 ページ18





「無意識だろうけど、Aは不安なことがあるとき、メールなどで良く誤字をするんだ。

それに今、兄がいない。つまり、心の支えが居ないんだ。だから余計誤字が増える。

…僕の推理では、Aはストーカーに遭ってるはずだ。」


「それは…許せないねェ」


妾の声に、怒気が篭ったのが自分でもわかった。

可愛い妹のような存在のAを怯えさせる人間がいるなんて。


「…ふむ、相手は恐らく異能力者…しかも姿を隠すタイプ…ということは…敦くーん!!」


乱歩さんは、給湯室にいる敦を呼び戻した。


「はーい!なんですか?乱歩さん」


「大至急、米花町に向かってくれ。太宰も一緒にね」


「?は、はい…でもなんで…」


敦が首を傾げると、入口の方から声がした。


「なるほど、話は聞きました。Aがストーカーにあっているとはねぇ…」


「太宰さん!って…え?Aちゃんが、ストーカーに…!?」



敦は、慌てた様子でこちらを振り返った。


横目で社内を確認すると、国木田はそわそわと小刻みに揺れ、賢治はあわあわとしながら、ぐしゃりとボールペンを握りつぶしていた。


鏡花はぎゅっと彼女から貰ったキーホルダーを握りしめ、「そいつ殺そう…」と呟いた。


「っ分かりました。太宰さん!行きますよ!」


「勿論。敦くん、作戦なんだけど…」


2人はそう話しながら、荷物をまとめて社内を飛び出した。


その光景に、Aは相変わらず愛されてるなと頬を緩めた。



《回想終了》




「…というわけなのさ」


『なるほど…皆さんにはご心配をおかけしました。今度お菓子作って持っていきますね。』


晶子さんの話を聞いて、嬉しくなった私はそんな約束を取り付けた。


何がいいかな。なんて考えていると、クイッと小さく袖を引かれた。



「ねぇねぇA姉ちゃん。もうみんな行っちゃうよ?」


『!あ、ほんとだ。ありがとな、コナンくん』



『じゃあ私はこれで。』と、頭を下げる。


すると、入口の方から少し騒がしい声が聞こえた。

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佐倉優衣(プロフ) - ゆいさん» あ、本当ですね!申し訳ありません!ご指摘ありがとうございます! (2018年6月3日 15時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 助っ席ではなく、助手席では? (2018年6月3日 14時) (レス) id: a6574a601a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユキナさん» 続きを考えて頂けるほど、深く考えて頂きありがとうございます!そうですね、入れたいとは思ってます( *´ ∀ `) (2018年5月28日 23時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 次の話辺り、戦闘が開始されますね…太宰VS中也…安室さんも恋沙汰には入るかもなぁ♪ (2018年5月28日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - アオさん» ありがとうございます!!頑張ります!(ノ´∀`*) (2018年5月28日 17時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐倉優衣 | 作成日時:2018年5月24日 15時

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