志摩一未の妹のおはなし (ページ14)

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Aside

お兄ちゃんから無線が入ったために出動したこと、誘拐事件の犯人と思われるけど出来るだけ人通りが多く、明るい道を歩いてまっすぐ家に帰ることを伝えられた。

やっといつも通りの生活だ。

さぁ、今日は帰って、少し復習をして寝よう。

椿「普通っていいね〜」

『ほんと。ありがたいねえ。』

椿「この後いつものファミレスで勉強して行かない？」

『まっすぐ家に帰りましょうね。』

椿「ですよね〜」

喉が渇いたから近くの自販機でジュースを買うことになった。

『私これ。』

椿「出たよ、ブドウの炭酸飲料。好きだね〜。」

『そうなんだよね〜椿は？どれ？いつものカフェオレ？』

椿「そうなんだよね〜人のこと言えないんだよね〜」

『「っ？！」』

椿がお金を入れてボタンを押そうとした時だった。

急に背後からキツい匂いを嗅がされ、徐々に意識が遠のいていった。

意識が遠のいていく中、椿を見たら、同様に口元に布を当てられていた。

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