隣の席の子が勘違いでめっちゃ追い回してくる【夜久衛輔】

偏見 ページ3

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翌日。


「あ、朝日奈さんおはよ！」

「今日もショートいい感じだな！！」



そう言ってニカッと笑う夜久くん。
昨日からどうした？？






今日は昼休みは夜久くんたちバレー部も3組の教室で食べるらしく、席が隣の私たちはめっちゃ近くで食べていた。





ｸﾛ「よし、お前の好きなショートの話の続きをしようか。」

ﾔｸ「ちょ、おま、声でけえよ！！」

ｶｲ「まあまあ、落ち着いて。」







前話してたのって好きな髪型なんだ。
夜久くんがおかしい理由はこれか。
とんでもない勘違いをされてしまった。









ﾄﾓ1「Aまじでモテモテじゃーん。」

ﾄﾓ2「身長低いこととかまじで気にしなくていいから！」
「むしろちっちゃい方がかわいいから！！」


『でも、ショートになったから多分だめだよ？』






自分の身長の低さを武器に出来ればいいけど、私にそんな魅力はない。

偏見MAXだけど、男の人ってふわふわしててたれ目でかわいい女の子が好きなんでしょ？
本当に偏見なんだけどね。






ｸﾛ「だってさ？おチビなやっくんはどうなんのよ笑」

ﾔｸ「うっせ！ばーか！！」

ｶｲ「まあまあ、落ち着いて。((2度目))」










5限目は化学で移動教室。



なぜか横に並んでくる夜久くん。


ﾔｸ「俺は、ちっちゃい子のショート、いいと思うぞ？」

『それって夜久くんがちっちゃいからでしょ。』
『聞こえてたよ？昼休みのやつ。』


ﾔｸ「そ、そういうわけじゃ…」

ごにょごにょとだんだん小さくなる声がかわいくて笑ってしまった。

てかなんで着いてきてんの？？

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