隣の席の子が勘違いでめっちゃ追い回してくる【夜久衛輔】 (ページ17)

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忘れ物ページ17

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『おはよー！』

ﾓﾌﾞ「Aおはよー」

早めに学校について、予習を進める。

今日の分は終わらせているが、やる気があるうちにしとおかないと絶対にギリギリまでやるべきことを残してしまう。

しばらく経った頃、自主練を終えた朝練勢たちが続々と帰ってきた。

そのまま教室のドアを眺めているとやっくんも入ってきた。

目が合って手を振られたので返しておいた。

口パクでおつかれと伝えると"ありがとう"と返ってきた。

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昨日Aにプレーをべた褒めされてから俺はやる気に満ちていた。

朝から疲れるし正直めんどくさいと思うこともなくはなかった朝練も全力でやってきた。

全力を出しすぎてとても疲れていたが、教室に入って数秒でそんなものは消え去ってしまった。

教室に入ってすぐAと目が合う。

手を振ってみると振り返してくれた。

席に向かおうとした時、口パクで"おつかれ"と言われた。

同じく口パクでありがとうと返すと満足気に教科書に目を移していた。

席についた俺は顔に集まった熱を冷ますように下敷きであおいだ。

朝練終わりで暑いですアピールも忘れずに。