オクタヴィネルの完璧超人【ツイステ】

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side：A



しかし、証拠無しに決めつけても良いのだろうか。


少し、保留にしましょう。






「故意に選手候補を狙った犯行とみていいと思う。」


「マジカルシフト大会でライバルを減らすために強そうな選手を狙って事故らせてるってこと？」



『そうでしょうね。マジカルシフト大会は世界中が注目する大会です。強いライバルは邪魔で仕方がありません。』



「試合での活躍が将来のキャリアに繋がる以上、手段を選ばないヤツがいても不思議じゃない。」







すると、リドルさんたちが犯人探しに協力すると言い出しました。グリムさんは最後まで疑っていましたがね。




「それで、話は戻すけど。犯人を捕まえるためにはこちらが先手を打つしかないと思う。」


「先手を打つったって、どうするんだゾ？」


「例えば、次に狙われそうな生徒に当たりをつけてボクらでこっそり警護する。」






リドルさんの作戦はこうだ。

事件が発生したら、すみやかに生徒を保護し、

直ぐさま周囲の捜索と犯人の追跡を行うというものだ。






「A！お前は犯人探しに参加するのか？」



『………はい？僕は参加しませんが。』



「へ？」


グリムさんがそう言ったので、僕は否定の言葉を口にした。僕はあくまで真実を知りたくて個人で行動しているのですから。



「そうかい。時間をとらせてすまなかった。」




リドルさんが申し訳なさそうな顔をしたので、僕は次のように言う。




『いえ、大丈夫です。』





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シャチと呼ばれる理由→←犯人はもう、分かった。

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