１０８話 ページ17
炭治郎side
炭治郎「カナヲ？」
そこにはカナヲがいた。まさか、さっきの女の人ってカナヲ？いや、違う。俺が見たのは髪を下ろしている女の人だ。カナヲは髪をくくってるし、取り敢えず、
炭治郎「なんでカナヲがここに？」
カナヲ「あ、あの……さ、さっきそこで女の人が居たから、誰なのかなと思って、」
炭治郎「！カナヲも見たのか！？」
カナヲ「！う、うん。」
そ、それじゃあ、
炭治郎「あの女の人は誰なんだ？」
そう俺が呟いたその時だった。
伊之助「あ、女！！猪突猛進！！猪突猛進！！」
炭治郎「！待て！伊之助！！」
善逸「あ！！ちょっと！？置いていかないでよッ！！」
カナヲ「っ、」
俺は伊之助を追いかける。後ろには善逸とカナヲがついてきた。
，
，
炭治郎「っ、はっ、はっ、」
体力をだいぶ使う。それに伊之助の速度も落ちてきた。いつになったらあの女の人に追いつけるのか、
炭治郎「ま、待ってください！！」
そう声をかけた瞬間、女の人は足を止めた。
伊之助「止まりやがった！！猪突猛進！！」
炭治郎「！待て！伊之助！！」
，
，
？「此の先に産屋敷様の屋敷があるから。
＿＿＿＿"あの子"を助けてほしいの。貴方達が"救世主"だから。」
あの子？
救世主？
？「頼むわね。」
そう言うと女の人は消えていってしまった。
炭治郎「…………き、消えた」
善逸「ゆ、幽霊！！イヤァァァァァァァァ！！！」
伊之助「待ちやがれッ！！」
カナヲ「っ、」
そう皆が其々の反応を見せた。
炭治郎「(あの女の人は一体………)」
そう俺が思っていると突然人間と鬼の匂いがしてきた。
善逸「待って、鬼の音と、聞いたことがある音がしてきたんだけど、嫌な予感がするよぉ、」
聞いたことがある音？
炭治郎「っ、」
息を飲んだ。だって十二鬼月の下弦の伍……あの戦いで死んだ筈の鬼と隊士が一緒にいたからだ。
善逸「あ、兄貴？」
炭治郎「え？」
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キナコ(プロフ) - アミさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年12月31日 13時) (
レス) id: ea8df4566c (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - すっごく面白くて続きが気になります！頑張ってください！応援していますっ！ (2020年12月30日 18時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - あ ま ね 。さん» ゆっくり自分のペースで更新していこうと思います！ (2020年12月11日 22時) (レス) id: ea8df4566c (このIDを非表示/違反報告)
あ ま ね 。(プロフ) - はじめまして！続きが楽しみで仕方ないです笑笑 (2020年12月7日 2時) (レス) id: 36c644cd03 (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - 代々木さん» ありがとうございます！続きを楽しみにしていただいて嬉しいです！ (2020年3月22日 20時) (レス) id: ea8df4566c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キナコ | 作成日時：2020年2月15日 17時
