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夢「っくしゅ！」
校舎に向かって歩き出すナムジュンくんを見送っていると強い風がふいて鼻がツンっとする。
あぁ、くしゃみまで出てきたよこれ。帰る時には風止むといいなぁ
人差し指で鼻を少し擦った。
NJ「Aさん、これよかったら」
いつのまにか私のまえまで戻ってきたナムジュンくんがトートバックから取り出したのは指定のカーディガン。
夢「え？いいの？」
NJ「うん、天気予報で今日は春一番の寒波って言ってたから一応持ってきたんだ。」
はい、とカーディガンを渡され受け取る私
でも、ナムジュンくんも寒いのに、悪いよ。
返そうとしたけど、もう目の前にはナムジュンくんがいなくて、少し先から声がする。
NJ「今度からは天気予報を見なきゃダメだよ？Aさん?」
にこっといつもみたいにえくぼをみせて手を振り去ってしまったナムジュンくん。
こんなのってこんなのって…
夢「…反則でしょ。//」
不意にくるナムジュンくんの行動に胸が締め付けられる。
今だってそう。反則級の優しさでしょこれ。
校舎へと消えていくナムジュンくんをただ見つめた。
見えなくなったのを確認して、ブレザーを脱ぎカーディガンを着る。私がいつも着てるのとは大きさがだいぶ違う。
それに
夢「…いい匂い。」
カーディガンの丈で見えない両手を顔に持ってきて匂いを嗅ぐ、やっぱり柔軟剤の優しい匂いがする。
柔軟剤何使ってるのか聞こっと。
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なるん(プロフ) - Almaさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年3月4日 14時) (
レス) id: 9a9a8157c8 (このIDを非表示/違反報告)
Alma(プロフ) - おもしろいです！！続き楽しみにしています〜^^ (2022年3月4日 14時) (レス) @page7 id: 779bb802fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なるん | 作成日時：2022年3月2日 0時
