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7話 ページ8

自分の想いを吐露した大樹は覚悟を決めた。

「助けるからな杠!」

そう言って杠へと寄り添う。

「やり方は...う今はまるでわからん!だが必ず...」

大樹の視線の先にあったのは

『川下れデカブツ』

クスノキに刻まれた、親友の言葉とわかる、その言葉だった。





そして、川を下ったで見つけたのは

「せ.....千空!」

「ククク、やっと起きやがったかこのデカブツ」

親友の、千空だった。

「うおおおおおお!!生きてたのか千空_!!俺は!俺は...」

「その素っ裸同然の格好で抱きつくんじゃねえ殺すぞ!」

大樹を退けたあと、千空は冷静に切り出した。

「今日で西暦5738年の10月5日だ。どんだけ寝坊してやがんだテメー こっちはもう半年以上前から起きて働いてんだよ」

「.....ん?なんで分かるんだ?そんな正確な日付が___」

当然の疑問に、千空も当然のように答える。

「あ?ただ数えてただけだ他に方法あんのかよ?」

「.....あの暗闇の中でか!ずっとずっと__」

「もしも意志の力で起きれても、裸一貫で冬に目覚めりゃ食料調達で即ゲームオーバーだ。春スタートが生き残りの絶対条件。正確な暦はどうしても、必要な情報だった」

2人は千空の住処へと向かいながら、話をしていた。

「おら着いたぞ、くっちゃべってねえでテメーも働け。」

「千空...お前 ゼロからこれを...!」

目の前に現れたツリーハウスに驚きを隠せない大樹。

「ま、俺1人じゃねえがな」

「他にも生きてる人がいるのか!」

その時目の前のツリーハウスから1人の女性が出てきた。

「あ、起きたんだ彼。大樹、だっけ。よろしくね」

「あ、あぁ。えっとあなたは....?」

自分や千空の知り合い、というより、男を想像していた大樹にとって、突然現れた美女は予想の斜め上をいっていた。

「あれ?言ってないの、千空」

「俺が言わなくてもいいだろ」

面倒くせえと続ける千空。

「はぁ、大樹、私は奏。どこにでもいる外科医」

「今じゃ医者なんてテメーだけだがな」

「ま、そうなるわね」

「医者ってすごいな!奏、さん?でいいのか?」

「呼びやすいようにどうぞ」

「じゃあ奏で!」

大樹は勢いよくそう言った。

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千ちゃん - とっても面白かったし、自分で名前を決められて凄かったです。👏🏻 (2023年4月19日 6時) (レス) @page19 id: 7eea639ecf (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - 火鉢さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月29日 18時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
火鉢 - 凄く好きです!更新頑張って下さいね! (2020年3月29日 18時) (レス) id: c1314e5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - tpgjdmpaaaさん» ご指摘ありがとうございます!外したつもりが、外れてなかったみたいです.... (2020年3月23日 20時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
tpgjdmpaaa(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよー (2020年3月23日 20時) (レス) id: c9af492563 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:声優2次元大好き! | 作成日時:2020年3月23日 16時

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