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14話 ページ15

「千空君は素晴らしい男だ
復活直後にライオンと戦った時も、あの咄嗟に冷静な現状伝達、君より切れる男を見たことがない。尊敬するよ心から」

「ライオン?」

「色々あったって言ったろ。
 で、司。目の前で男を褒める男はホ モか策士(タヌキ)かどっちかだ。何が言いてぇ。」

千空はそう言って司へ探るような目を向ける。

「困ったなそんなに深い意図はないよ。君なら本当にゼロから近代文明を作れてしまうかもしれない。うん、そう思っただけだ」

司の言葉に奏と千空は目を見開く。

「で!4つ目はなんだ?貝殻の重要な使い道4つもあるって言ってたじゃないか」

能天気なその声に答えたのは奏だった。

「3つじゃなかったかしら?ねぇ、千空」

奏の声に千空は一瞬止まった後、頷いた。

「あぁ、3つだ」

「わははは、あれそうか!記憶も雑だな俺はー!」

「...?」

そう言って2人は歩いて行く。

「ねぇ、最強くん。」

「?なんだい、奏」

「あの子達に危害を加えないでね、一応私の患者だから。」

「患者?」

「そ、私は、私以外の医者が現れるまでこの世界で生きてる人間はみんな私の患者と思ってるから」

君もね、と奏は続ける。

「.....君は、医者の鏡だね。」

「別に、普通よ。(獅子王、どこかで聞いた気がする、でも有名人だし当たり前、か)」

「それに、彼には生きててもらわないと、あいつを助けられないからね」

「.....もし、俺に協力してくれるなら君の望むその人を誰よりも先に復活されると言ったら?」

「___一丁前に私と取引するつもり?」

「いや、そういうわけじゃない、もしもの話だよ」

「そうねぇ、」

「.....」

「ふふ、そんな期待のこもった目を向けないでくれる?悪いけど、その質問に答える気はないわ。ご想像にお任せする。」

そう言って艶やかに笑うと奏もまた、その場を離れていった。


「どうやら頭が切れるのは千空だけじゃないな。奏、彼女も危ない」

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千ちゃん - とっても面白かったし、自分で名前を決められて凄かったです。👏🏻 (2023年4月19日 6時) (レス) @page19 id: 7eea639ecf (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - 火鉢さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月29日 18時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
火鉢 - 凄く好きです!更新頑張って下さいね! (2020年3月29日 18時) (レス) id: c1314e5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - tpgjdmpaaaさん» ご指摘ありがとうございます!外したつもりが、外れてなかったみたいです.... (2020年3月23日 20時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
tpgjdmpaaa(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよー (2020年3月23日 20時) (レス) id: c9af492563 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:声優2次元大好き! | 作成日時:2020年3月23日 16時

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