39話 ページ41
もうダメだ、でもお母さんやお父さんと一緒ならいいか、と少女が諦めたその時。
【あぁぁあぁァァ!!】
呪霊が消し飛んだ。
「君が、星爛堂亜夢さん、かい?」
呪霊がいた位置には背の高い、銀髪の目隠しをした男が立っていた。
「だ、だれ?」
「僕は最強の男、五条悟さ。」
「ごじょう、さとる」
呆然とした表情でおうむ返しをする少女だったが、すぐに意識が途切れた。
「ありゃりゃ、まぁ、こんだけのことがあったんだ、当たり前か。」
「ん、んぅ、」
次に少女が目覚めたとき、最初に目に入ったのは見覚えのない天井だった。
「ここ、どこ?」
「高専の医務室。」
「!」
呟いた声に返答があるとは思わなかったのか少女は驚いた。
隣を見れば銀髪の男、五条悟と、黒髪の美女が座っていた。
「ん、経過は安定。大人しくしとけ。」
黒髪の美女はそれだけ言うと部屋を出て行った。
「ありがとう硝子」
出て行った彼女に手を振りながら、軽く言う五条。
「わたし、なにが、?」
少女の問いに五条は少し深呼吸をした後、ゆっくりと口を開き、はっきりとした口調で言う。
「うん、落ち着いて聞いてね?君の家族は、君以外死んだ。君を、星爛堂亜夢を、そして、代々受け継がれてる薙刀を守ってね。」
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声優2次元大好き!(プロフ) - ゆりゆりさん» ご指摘ありがとうございます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2020年2月1日 20時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆり(プロフ) - 夢小説にあまり棘くんの小説や短編が無いので、とても嬉しく思い見させてもらってます!更新頑張ってください!後 恐らく乙骨ゆうたの漢字は優太では無く憂太だと思います!夢主ちゃんが怪我した時の棘くんの反応とか凄く気になりますね……(シャキッ) (2020年2月1日 10時) (レス) id: 891272833b (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - パピコさん» ありがとうございます!これからも頑張ります!よろしくお願いします! (2020年1月21日 16時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
パピコ - とてもおもしろいです!狗巻くん私も好きです!更新頑張ってください!応援してます! (2020年1月20日 22時) (レス) id: ed6b97c7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:声優2次元大好き! | 作成日時:2020年1月10日 17時