呪術廻戦 原作沿い

1話 ページ3

「なんだいつにも増して辛気臭いな恵
お通夜かよ。」

いくら付き合いが短いとはいえ大事な同級生の死に打ちひしがれている伏黒と釘崎に1人の女が話しかけた。

「禪院先輩」

そう、2年の禪院真希である。

「私を苗字で呼ぶんじゃ___」
「真希、真希！！！」

そんな真希の様子を背後の木からのぞいていた2人組(？)の片方から声がかかる。

「まじで死んでるんですよ。昨日！！一年坊主が1人！！」

「おかか！！」

「は、や、く、言、え、や
これじゃ私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ！！」

「実際そんな感じだぞ！？」

「ツナマヨ」

突然現れた不思議な人たちに釘崎は伏黒へと疑問を投げかける。

「何、あの人(？)達」

その問いに伏黒は簡潔に答えていく。

「二年の先輩。

禪院先輩
呪具の扱いなら学生一だ。

呪言師 狗巻先輩
語彙がおにぎりの具しかない。

パンダ先輩」

「アンタパンダをパンダで済ますつもりか。」

「あ、あと1人多分狗巻先輩の後ろに、、」

その言葉に合わせたかのように狗巻の後ろからひょこっと顔を出す少女が1人。

「は？何あの小動物。可愛いかよ(あの人のこと？)」

「漏れすぎだろ。逆だし。」

狗巻の後ろから顔を出している少女の顔を見てそのあまりの可愛さに真顔になる釘崎。

「まぁ、あの人だけど。

星爛堂先輩
極度の人見知りだ。」

「え、可愛い。(ふーん)」

「だから逆だよ。」

結局何でも可愛いらしかった。

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