17話 ページ19
その後しばらくの時が過ぎ、虎杖は亜夢の動きについてきていた。
「(よし、よしよし!見切れてるぞ!これならいける!)」
その時、亜夢の刃が虎杖の左腕を斬ろうとした。
「!!」
「________!」
驚く程の速さで虎杖に向かったそれは、彼の腕に挟まっていた。
そう、彼は漸く亜夢の攻撃を捕まえたのだ。
「(よし!このまま俺の間合いに______っ!?)」
力んだ虎杖だったが一方の亜夢は、薙刀から両手を離していた。
そして薙刀の持ち手を思いきり蹴り上げた。
「______え?」
力んでいた虎杖の力が抜けた、その瞬間腕に挟んでいたはずの刃が反動で下へと抜け落ちた。
その隙に薙刀を掴みまた、亜夢は距離を取る。
「こら、姫それ君のじゃないからね?」
「あ、ごめんなさい!つい、癖で...」
「(つい?癖で?)」
「分かるけど、それ姫のみたいに頑丈じゃないからね?」
「う、はい。」
そう言って薙刀を抱き締めて申し訳なさそうに視線を落とした。
「ん、まぁ、そろそろかな?」
「「?」」
「よし、じゃあ次は呪力有りでやろうか。」
「「え?」」
五条の言葉に2人は不思議そうに首を傾げた。
「2人とも呪力を使って、やり合おうってことだよ!」
「マジで?」
「分かりました。」
2人ともそれぞれの反応を示しつつも了承のようだ。
「よしそんじゃ、スタート!」
軽い声の後2人は一斉に踏み出した。
「(?疲れてんのか?なんかスピード遅いような?)」
そう考えているといつのまにか虎杖は自分の間合いに亜夢を入れることが出来た。
「(よし、これで終わる!『逕庭拳』!!)」
『
「(え?なんだ、手応えがないぞ..?)」
驚き一歩引いた虎杖の腹へと左手を当てる亜夢。
「へ?」
『
「ぐあっ、、!」
亜夢の手から放たれたそれは的確に虎杖の急所へと撃ち込まれた。
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声優2次元大好き!(プロフ) - ゆりゆりさん» ご指摘ありがとうございます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2020年2月1日 20時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆり(プロフ) - 夢小説にあまり棘くんの小説や短編が無いので、とても嬉しく思い見させてもらってます!更新頑張ってください!後 恐らく乙骨ゆうたの漢字は優太では無く憂太だと思います!夢主ちゃんが怪我した時の棘くんの反応とか凄く気になりますね……(シャキッ) (2020年2月1日 10時) (レス) id: 891272833b (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - パピコさん» ありがとうございます!これからも頑張ります!よろしくお願いします! (2020年1月21日 16時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
パピコ - とてもおもしろいです!狗巻くん私も好きです!更新頑張ってください!応援してます! (2020年1月20日 22時) (レス) id: ed6b97c7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:声優2次元大好き! | 作成日時:2020年1月10日 17時